第11回  高雄のお台場?義大世界


コラム 台湾事情 作成日:2011年2月21日

陳小姐的台湾トレンド情報2

第11回  高雄のお台場?義大世界

記事番号:T00028314

 皆さま、明けましておめでとうございます。

 新しい1年が始まりましたね。あれ?もう既に2月ですけど?いやいや、台湾人の私にとって、春節(旧正月)こそ1年の始まりです。よし!今年もいっぱいトレンド情報を発信しますぞ!

 さて皆さま、旧正月の休みはどう過ごしましたか?私は台南市の実家に帰って、ゴロゴロしていましたが、友だちに聞くと意外な事実を発見しました。

 それは、昨年オープンしたばかりの「義大世界」(E-DA World)に行ってきたという人が予想以上に多かったことです。恋人や友だち、家族と一緒に行った人も少なくありません。ん?普通のテーマパークじゃないの?なぜそんなに人気なんでしょう?

 高雄の「観音山風景区」にある「台湾で一番大きい観覧車」を中心とする「義大世界」。日本のお台場のようにも聞こえますが、施設はお台場より多めで、ホテルだけで2軒、世界最大のホテルグループ「インターコンチネンタルホテル」と提携した5つ星の「高雄義大皇冠假日飯店」と、学生、ツアー客を狙う、より低価格帯の「義大天悦飯店」があります。ほかに6万坪を超えるショッピングモール、遊園地、映画館、文化センター、劇場などいろんな施設が設置され、すぐ隣には義守大学と義守総合病院も控えます。

人気の秘密は「あこがれのギリシャ」

 でも...ちょっと大きいテーマパークというだけなのに、なぜそんなに人気が?

 答えは意外と簡単、遊園地全体がギリシャ風に築き上げられ、エーゲ海の雰囲気にあふれているのが大好評なのです。

 台湾人のギリシャ風建築に対するあこがれは強く、街全体がギリシャ風に仕上げられた義大世界は、特別な広告なしでも大きな注目を集めました。テーマパークなのに、そこで遊ぶことではなく、写真を撮ることが主な目的になっているようです。

 特に女性には、「エーゲ海的雰囲気=ロマンチック」という図式が強くあるようで、ちょっと「へんぴ」な高雄の山の上にある義大世界ですが、彼女に「どうしても行きたい」と言われてここを訪れた男性も少なくないでしょう。(笑)

構想の基は企業家の恩返し

 そんな女性の心をつかんだ「義大世界」は、大手鉄鋼グループ、義聯集団の創業者、林義守氏の構想を基に作られました。
貧しい子供時代を過ごした林氏は、正式な教育をまったく受けられず、教育の大切さを痛感していました。そこで、生まれ故郷への恩返しとしてまず義守大学を設立しました。その後も社会貢献のため、中、小学校、義守総合病院などの施設を次から次へと設置し、とうとう遊園地を含む義大世界をオープンさせるまでに至りました。

 義大世界は、その計画の壮大さから最初はうまくいかないと言われましたが、中台交流が活発化し、中国大陸から大勢の観光客が台湾に押し寄せるようになった現在、強力な投資効果を発揮しています。

 台湾のテーマパークでも有数の広大な面積を誇る義大世界は、昨年の高雄年越しパーティー会場にもなっていて、打ち上げられた花火は台北101にも負けないと評判になり、知名度をさらに上げました。

 映画館、遊園地、ショッピングモール、遊びどころが満載で、遊び疲れて、ただぶらぶらしているだけでも目の前にはロマンチックなギリシャの町並みが広がる...、義大世界はまさに最高のデートスポットと言えるでしょう。あなたもここで彼女のハートを射止めてみては?(笑)

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ワイズコンサルティング

東呉大学日本語学科卒業 2010年よりワイズコンサルティングに入社、管理部に所属し会計を担当しています。努力は誰にも負けません。

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