Q. ハーズバーグの二要因理論って…?


コラム 人事労務 作成日:2011年5月23日

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Q. ハーズバーグの二要因理論って…?

記事番号:T00030142

 人材サイト、1111人力銀行が昨年ビジネスパーソン向けに行った「職場の満足度調査」によると、満足度の要因トップ3は「職場環境(44.2%)」「仕事内容(29.2%)」「労働条件(21.3%)」でした。一方、不満足度の要因は、「給与待遇(49.2%)」「福利厚生(35.4%)」「昇進制度(25.4%)」という結果になっていました。

 では、こうした従業員の欲求意識に対して、企業経営者はどう対応すべきでしょうか?

●従業員のモチベーションを上げるには?

 人は元来2種類の欲求、すなわち苦痛を回避する動物的欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求を持っている、という説があります。

 これを仕事において体系づけたものが、アメリカの心理学者、ハーズバーグが提唱した二要因理論です。ハーズバーグは、従業員の欲求要因を「動機づけ要因」と「衛生要因」の2つに分けました。動機づけ要因には「高業績・功績の達成、他者からの評価、仕事内容の満足感、責任、昇進、成長」を挙げています。これら欲求(心理的成長を求める人間的欲求)が満たされると、満足感とともに従業員の積極的な仕事意欲(モチベーション)を引き出す効果が得られます。

 一方の衛生要因には「経営方針、監督、対人関係、労働条件、給与待遇、福利厚生」を挙げ、これら欲求(苦痛回避の動物的欲求)は満たされると一時的な不満の解消にはなりますが、長期的なモチベーションの向上にまではつながりません。

 従業員のモチベーションを高めるには、やみくもに従業員の示す欲求に応えるのではなく、根本的な欲求要因を探り、成果が得られる有効な対策を打つ必要があります。
 

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