Q. 日vs台・経営の神様って…?


コラム 人事労務 作成日:2011年8月1日

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Q. 日vs台・経営の神様って…?

記事番号:T00031579

 経営の神様といえば、言わずと知れた松下幸之助氏ですが、台湾の経営の神様と並び称されるのは、台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者、王永慶氏です。
共に故人ながらその偉大な功績や数々の名言は、今も経営者らはもちろん、職位を問わず多くのサラリーパーソンに影響を与え続けています。

 松下幸之助氏の「企業は人なり」という言葉はあまりに有名ですが、王永慶氏もまた「一個企業的興衰都在於人(企業の盛衰は人にあり)」とほぼ同様の言葉で、人材育成の重要性を説いています。

●台湾経営の神様流 − 人材育成

 王永慶氏は「学習には確固たる目的が必要」と、ただやみくもに知識を詰め込んだり、見栄や世間体のために学校へ通うのは 時間とお金の無駄遣いと語っています。学習は将来的に役に立つよう、目的を明確にして、段階的に目標を設定することが重要との考えです。

 企業における人材育成も同様で、まず経営者・幹部は各社員の能力・スキルを把握し、それらを効率的に向上させて、企業経営に有用となる教育計画(目標)を立てることが必要です。

 さらに王氏は、社員教育における在職訓練(OJT)と離職訓練(OffJT)双方の重要性も指摘しています。

 台プラグループでは、業績達成に向けた目標計画を管理者(マネジャー)が部下たちに明確にして理解させ、業務の過程においても、部下たちが異なる問題に対応できるよう、指導する在職訓練を実施しているそうです。これにより、社員の潜在能力を発揮させ、モチベーションを上げ、同時に上司と部下の関係強化にも役立つとしています。また、教育センターを設立し、各方面の専門家を招いて社員教育を行う離職訓練にも力を入れています。

●日本経営の神様流 − 人材育成

 松下幸之助氏の人材育成論は周知のごとくですが、名言を一つ挙げさせて頂きます。

「指導者に、ぜひともこれをやりたいという強い熱意があれば、それは必ず人を動かすだろう。そしてその熱意に感じて、知恵ある人は知恵を、才能ある人は才能をといったように、それぞれの人が自分の持てるものを提供してくれるだろう」。

 

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宮本美子

ワイズコンサルティング

外資系IT企業勤務を経て、2004年ワイズコンサルティング入社。会員サービス部のマネジャーを経て今年から管理部マネジャーを担当。

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