Q. 日台・今年の漢字って…?


コラム 経営 台湾事情 作成日:2011年11月8日

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Q. 日台・今年の漢字って…?

記事番号:T00033600

 今年もあと残すところ、2カ月足らずとなりました。日本では、財団法人日本漢字能力検定協会が主催する、恒例のイベント
「今年の漢字(2011年)」の募集が始まりました。このイベントは、その年の世相を表す、漢字1文字を市民から募集し、12月12日(漢字の日)に発表されるものです。

 この催しが始まった95年の漢字は、「震」。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件など、世間を震撼させた出来事が相次いだ年を象徴する1文字でした。

 さて、今年の1文字についてインターネット上の予想では、「災」「波」「放」など、やはり東日本大震災や原発事故関連のものが多く、また「絆」「復」など、今後の復興への想いが込められたものも挙がっています。

●今年の漢字(台湾編)

台湾でも聯合報と遠東集団基金会の主催で、08年から「今年の漢字」投票が行われており、昨年の1文字は「淡」でした。(詳細、ワイズニュース過去記事を参照)。

 今年の台湾を振り返り、私が思い浮かべた1文字は「升(上昇)」です。

 円高の影響で今年2月に始まった、原油・小麦・大豆などの原料価格の上昇、10月の乳製品の値上がり、6月は観測史上2番目に暑い猛暑が続き、さらに労働方面では、7月に最低賃金の引き上げも決定されました(12年1月より施行予定)。

●来年の漢字(展望編)

 では、時期尚早ですが、来年の漢字について皆さまの予想はいかがでしょうか? まず1月早々、総統選挙があります。前回の総統選挙(08年)では、その年の漢字「乱」が表すがごとく、政権交代があり、その後、前総統の汚職事件が発覚するなど内政が慌ただしく動きました。馬英九総統は内政と中台関係を安定させましたが、今回は特に後者に対する手法の評価が問われることになります。

 さらに、9月締結された日台投資協定、労基法や個人情報保護法をはじめとする、法改正の動きなど、12年は在台日系企業の経営環境に気になる話題がめじろ押しです。

 急変する経営環境の波に飲み込まれることのないよう、情報収集を万全にしておかれることをお勧めします。

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宮本美子

ワイズコンサルティング

外資系IT企業勤務を経て、2004年ワイズコンサルティング入社。会員サービス部のマネジャーを経て今年から管理部マネジャーを担当。

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