ニュース 電子 作成日:2024年9月20日_記事番号:T00117607
アップルのスマートフォン最新機種、iPhone16シリーズが20日、台湾や日本、米国をはじめ、世界58以上の国・地域で発売された。アップル製品に特化したブラジルのニュースサイト、MacMagazineの報道によると、電子機器受託製造サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業(ホンハイ・プレシジョン・インダストリー)がブラジルでiPhone16を組み立てている。中国とインド以外に、ブラジルで発売当初からiPhoneを生産しているのは初めてだ。20日付経済日報が報じた。
iPhone16シリーズ4モデルがきょう20日、台湾でも発売された。アップル独自の人工知能(AI)機能「アップルインテリジェンス」に対応する(20日=中央社)
アップルのiPhoneは、中国が最大の生産拠点だが、地政学的リスクを考慮し、インドでも生産している。サプライチェーン(供給網)関係者によると、2022年発売のiPhone14と23年発売のiPhone15はブラジルでも組み立てていたが、当初は中国製iPhoneを発売し、販売が一段落してから、ブラジルで生産していた。
台北市信義区のアップルストアには行列ができた(20日=中央社)
iPhone16のみ生産か
ブラジル当局の文書によると、鴻海のブラジルサンパウロ州ジュンジアイ市にある工場で、標準モデルのiPhone16を生産しており、上位モデルのiPhone16プロやiPhone16プロマックスは生産していない。
南米では、iPhone販売価格が高いため、標準モデルの人気が高い。ブラジルは、iPhoneなど電子機器に高額な輸入関税を課しており、iPhone販売価格が世界でも高い国として知られる。
インドでiPhone16プロ生産開始
インドでは、上位モデルのiPhone16プロとiPhone16プロマックスを初めて生産した。インド紙エコノミック・タイムズ(ET)によると、鴻海は21年にインドでiPhone生産を開始しており、今年は初めてインド製iPhone16が発売当初からインド国外でも販売されるようだ。
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