ニュース 商業・サービス 作成日:2024年11月19日_記事番号:T00118690
ファストフード最大手のマクドナルド台湾は18日、20日からレギュラーメニュー(超値全餐)や朝マック(早餐)、ドリンクなどを平均2.4%値上げすると発表した。7年連続の値上げだ。ピザチェーン最大手のピザハットは14日から、ピザ8種を平均2.5%値上げした。過去3年の間に、ファストフードなど飲食店の値上げが一巡したが、食材や人件費、電気料金の上昇を受け、ケンタッキーフライドチキン(KFC)やモスバーガー、バーガーキング、ドミノ・ピザも値上げを検討している。19日付経済日報が報じた。
マクドナルドは2018年から毎年価格を見直している(マクドナルドリリースより)
マクドナルドは、レギュラーメニューの単品を2~3台湾元(約9.5~14円)、朝マックの単品を2元、サイドメニュー6品を2~3元値上げする。ドリンクは41元以上の商品を2元値上げする。
マクドナルドは、値上げは総合的な判断で、原材料や人件費など特定の理由ではないと説明した。
ピザハットは、シーフードピザなどピザ8種を最大40元値上げした。3種は7.5%値下げした。
ピザハットは、世界的なインフレで原材料価格が上昇したこと、人件費や電気料金の上昇が値上げの理由と説明した。
ケンタッキーは今年2月に6品を最大5%値上げした。バーガーキング(漢堡王)は今年1月9日から平均2%値上げした。
■ビュッフェ最大手、値上げ検討
牛肉麺チェーン「三商巧福」やピザチェーンの「拿坡里披薩(ナポリピザ)」などを展開する三商餐飲(マーキュリーズF&B)は、早ければ年末、遅くとも来年に値上げする計画と説明した。米国産牛肉や豪州産牛肉、台湾産豚肉の価格が過去1年間で40%上昇し、鶏肉は20%上昇したほか、輸入原材料の価格も大幅に上昇しているためと説明した。
ビュッフェ最大手、饗賓餐旅事業(フィーストゥギャザー)のビュッフェ「饗食天堂」も来年1月1日から値上げする計画と説明した。
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