ニュース 政治 作成日:2025年8月18日_記事番号:T00123562
台湾有事トランプ米大統領は15日、米メディアとのインタビューで、中国の習近平・国家主席から、トランプ氏の大統領在任中に台湾に侵攻することはないと伝えられたと述べた。トランプ大統領は今年6月に再選後、初めて習・主席と電話会談した。また4月にも、習氏から電話があったと発言したが、時期については明らかにしていない。17日付自由時報が報じた。
トランプ大統領のインタビューは、16日に行われたロシアのプーチン大統領との首脳会談直前に放映された。その中でトランプ氏は、習・主席と台湾は(プーチン氏とウクライナに)非常に似た状況にあると指摘した上で、自身の任期内にそのような(ロシアによるウクライナ侵攻)事態は起きないと信じると語り、習・主席からも「あなたが大統領でいる限り、そんなことは絶対にしない」と告げられたと明らかにした。
これに対し国防部のシンクタンク、国防安全研究院(INDSR)国家安全研究所の沈明室・研究員は、トランプ氏の発言が事実だとしても、習主席の言葉はあいまいで厳格な約束ではなく、価値はないとの認識を示した。
駐米中国大使館は、台湾問題は米中関係における最も重要で最もセンシティブな問題だと指摘し、米国政府は「一つの中国原則」と3つの共同コミュニケを順守して関連問題を慎重に処理し、米中関係と台湾海峡の平和と安定を維持するよう呼びかけた。
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