ニュース その他分野 作成日:2026年2月26日_記事番号:T00127074
蒋万安・台北市長は25日、台北市に登記している民間企業に対し、台北市に戸籍がある従業員が、12歳以下の子供の送迎のため、1日当たり1時間の時短勤務をする場合、台北市政府が給与の8割を補助すると表明した。3月1日から実施する。補助金の上限は、従業員1人当たり1万5000台湾元(約7万5000円)、1社当たり10万元。労働者からは、子供の送迎の負担が軽減する、共働き世帯にありがたいなど歓迎の声がある一方、産業界では、製造業やサービス業の現場では人員確保が困難などの声が上がった。26日付聯合報などが報じた。
蒋・台北市長(中)は25日、子育て世帯に対し、孤軍奮闘(こぐんふんとう)しなくていいと伝えたいと説明した(25日=中央社)
台北市政府労働局は、台北市に登記している民間企業で勤務し、台北市に戸籍があり、12歳以下の子供の送迎が必要な労働者が対象だと説明した。認可された保育所、ベビーシッター(居宅訪問型保育事業)に預けている、または小学校に通っていることが条件だ。
企業は、従業員の給与を減額せずに、1時間の時短勤務(1時間遅く出勤、または1時間早く退勤)を実施していれば、労働局に給与の補助金を申請することができる。時短勤務は、毎月10日以上で3カ月以上、合計30時間以上実施しなければならない。
補助金の上限は、1人当たり1万5000元、1社当たり10万元で、55社に支給する予定だ。申請期間は3月1日〜6月30日まで。
台北市政府の子育て支援発表を受け、台中市政府は検討すると表明した一方、▽新北市、▽桃園市、▽台南市、▽高雄市──は追随しない考えだ。
■産業界は難色
サービス業の経済団体、中華民国全国商業総会(商総)の許舒博・理事長は、企業の規模や人員配置の状況、従業員の仕事内容はそれぞれ異なり、誰にでも適用できるわけではないと指摘した。また、給与の上限を設定せず、高給の従業員にも補助金を支給することに疑問を呈し、定額の補助金支給を提言した。
中小企業の団体、中華民国全国中小企業総会(NASME)の李育家・理事長は、オフィス勤務なら同僚がサポートできても、製造業やサービス業の現場では対応が困難だと指摘した。
子供2人を育てている女性は、1時間の時短勤務ができれば、子供の送迎のプレッシャーが減ると語った。子供が生まれたばかりの男性は、共働き世帯への配慮がありがたいと語った。
一方、補助金の上限が1社当たり10万元で、大企業には足りない、中小企業は申請の手続きが面倒だと指摘する声も上がった。
【セミナー情報です】
~AI・SNSから情報をどう守る?~情報セキュリティ最新セミナーを3月25日に開催いたします。
検索は「ワイズ、情報セキュリティ最新セミナー」。
【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/126940.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722