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【緊急調査】《2026年在台日系企業 ホルムズ海峡封鎖による影響と対応実態》在台日系企業の6割以上、物流やコスト増に懸念(1)【図表】(トップニュース)


ニュース その他分野 作成日:2026年3月20日_記事番号:T00127479

【緊急調査】《2026年在台日系企業 ホルムズ海峡封鎖による影響と対応実態》在台日系企業の6割以上、物流やコスト増に懸念(1)【図表】(トップニュース)

 中東情勢が緊迫化し、エネルギー輸送の要所であるホルムズ海峡が事実上封鎖される中、ワイズリサーチは3月4~17日、在台日系企業を対象に、緊急調査を実施した。ホルムズ海峡の封鎖に伴い、最も懸念されるビジネスへの影響(複数回答)として、在台日系企業の67%が「海上運賃・航空運賃の高騰」、65%が「原材料・仕入れ価格の高騰」と回答した。在台日系企業の約3分の2が、物流の混乱に伴うコスト増加を最も懸念していることが分かった。

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 調査結果によると、ホルムズ海峡の封鎖に伴い懸念されるビジネスへの影響は、「海上運賃・航空運賃の高騰」が67%、「原材料・仕入れ価格の高騰」が65%だったのに続いて、「原材料・製品の輸入遅延」が48%と半数近く、物流の混乱に伴うコスト増加、利益圧迫を懸念していることが浮き彫りとなった。

 ホルムズ海峡は、世界で消費される原油や液化天然ガス(LNG)の約2割が通過するエネルギー輸送の要所だ。火力発電の燃料調達の懸念が浮上する中、「電気料金の高騰」の回答は43%に上った。

 「受注・販売の減少」の回答は22%、「台湾国内の物流遅延」は16%だった。

 このほか、▽危機感による駆け込み需要対応、▽顧客の在庫増加によるスペースの逼迫(ひっぱく)、▽消費の低迷──などの回答があった。

■消費低迷も懸念

 業態別では、製造業は77%が「原材料・仕入れ価格の高騰」と回答し、最も高かった。次いで、▽「原材料・製品の輸入遅延」、62%、▽「海上運賃・航空運賃の高騰」、58%、▽「電気料金の高騰」、58%──の順だった。

 卸売業では、「海上運賃・航空運賃の高騰」と「原材料・仕入れ価格の高騰」が78%で並んだ。次いで「原材料・製品の輸入遅延」が52%で高かった。

 小売・サービス・その他では、「海上運賃・航空運賃の高騰」が63%で最も高く、「電気料金の高騰」が38%で続いた。次いで、「原材料・仕入れ価格の高騰」と並んで、「受注・販売の減少」が25%に上った。

■電力制限などBCP対応は?

 調査は、在台日系企業69社の協力を得た。感謝申し上げる。内訳は▽製造業、26社(38%)、▽卸売業、27社(39%)、▽小売・サービス・その他、16社(23%)──。

 来週は今回の調査結果に基づき、在台日系企業の電力制限(計画停電)実施時の事業継続計画(BCP)やBCP見直し状況、会社としての物理的な備蓄、駐在員や家族の退避方針などについてワイズニュースで紹介する。

 

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