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マイクロン苗栗工場が開所、HBMなど先進DRAM生産拡大(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2026年3月27日_記事番号:T00127610

マイクロン苗栗工場が開所、HBMなど先進DRAM生産拡大(トップニュース)

 米メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは26日、新竹科学園区(竹科、新竹サイエンスパーク)銅鑼科学園区(苗栗県銅鑼郷)で銅鑼工場の開所式を行った。AI(人工知能)データセンター(AIDC)向けなどの超高速DRAM、HBM(高帯域幅メモリー)など先進DRAMを2028会計年度(27年9月〜28年8月)から量産する予定だ。27日付工商時報などが報じた。

/date/2026/03/27/00lu_2.jpgマイクロンの盧・董事長は、台湾で先進DRAMと封止を強化すると説明した(26日=中央社)

 マイクロンのバディ・ニコソン・グローバル運営フロントエンド製造シニア副総裁は、AIの急速な発展に伴い、2026年に半導体の世界市場規模は1兆米ドルを突破する見通しで、従来予測より4年早まり、その中でもメモリーやストレージ(記憶装置)の成長が著しいと説明した。先進メモリー需要が今までにないペースで急拡大していると指摘した。

 ニコソン氏は、銅鑼工場の稼働は世界に生産を拡大する戦略の一環だと語った。今後、台湾や米国、日本、シンガポール、インド工場とともに、製造の強靭(きょうじん)性を向上すると説明した。

■銅鑼工場2基目も予定

 マイクロンの銅鑼工場は、今月16日、ファウンドリーの力晶積成電子製造(パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング、PSMC)から18億米ドルで取得した。

 マイクロンの台湾子会社、台湾美光記憶体(マイクロン・メモリー台湾)の盧東暉・董事長は、23日に最初の設備搬入(ファーストツールイン)を行ったと説明した。既存の台中工場と連携し、台湾の先進DRAM製造の戦略拠点とする。

 銅鑼工場は今年末までに、製造、設備、品質管理など1000人を雇用するなど、台湾の従業員を1万5000人へ増員する予定だ。

 26会計年度(25年9月〜26年8月)までに工場2基目の建設を開始する予定だ。

■外資で最大

 卓栄泰・行政院長は開所式で、マイクロンの台湾投資はこれまでの累計で1兆4000億台湾元(約7兆円)に上り、外資で最大規模で、同社にとって世界最大の製造拠点だと説明した。台湾政府は、グリーンエネルギーなど電力を安定供給するなど、より良い投資環境で支援すると表明した。

 マイクロンは台湾の桃園、銅鑼、台中、台南に工場がある。うち桃園、銅鑼、台中工場はDRAMを生産しており、台南工場はパッケージング・テスティング(封止・検査)を行っている。

 

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