ニュース 電子 作成日:2026年4月8日_記事番号:T00127779
台湾最大のパネル・ディスプレイ業界の展示会、智慧顕示展(タッチ台湾)がきょう8日、台北南港展覧館(TaiNEX、台北市南港区)1館で開幕した。12カ国・地域から300社以上がブース820小間を出展した。会期は10日まで。液晶パネル大手、友達光電(AUO)がマイクロ発光ダイオード(マイクロLED、mLED)技術など、群創光電(イノラックス)がスマートコックピット(eコックピット)などの次世代ディスプレイ技術や応用製品を展示している。8日付経済日報などが報じた。
AUOのマイクロLEDショーケース(AUOリリースより)
タッチ台湾のテーマは「イノベーション・トゥギャザー」。主催の台湾顕示器産業聯合総会(TDUA)の理事長を務める洪進揚・イノラックス董事長は、出展企業の半数はディスプレイ以外の企業で、ディスプレイ技術だけでなく、シリコンフォトニクス(光電融合、SiPh)や先進パッケージング(封止、アドバンスドパッケージング=AP)が新たな商機として注目されていると説明した。
今回のタッチ台湾では初めて、シリコンフォトニクスとコパッケージド・オプティクス(CPO)技術の特設ゾーンが設けられた。AI(人工知能)データセンター向けの成果などを展示する。
先進封止分野では、パネルレベルパッケージング(PLP)に関する特設ゾーンが設けられた。鈦昇科技(E&Rエンジニアリング)や志聖工業(CサンMFG)など半導体材料や設備メーカー40社近くが出展した。
■AUO、小売・生活・交通向け
AUOは、▽リテール(小売)、▽スマートライフ、▽モビリティ(交通)──の3分野でのAIを活用したマイクロLED製品を展示した。例えば、54インチの菓子展示用ショーケースは、商品と商品の情報を同時に表示できるほか、多言語対応の注文システムを搭載し、接客の効率化を図る。
AUOが大株主のLED最大手の富采控股(エノスター)傘下の富采光電は、AUOのCPOモジュール、鼎元光電科技(TYNTEK)のマイクロPD(フォトダイオード)を採用したマイクロLED技術を展示する。データセンター向けの高速光通信に対応する。
■イノラックス、パイオニアと出展
イノラックスは、▽シンガポール子会社のカーユーエックス(CarUX)、▽カーユーエックスが昨年12月に買収したパイオニア──が共同で出展する。カーユーエックスのディスプレイと、パイオニアのオーディオを融合したスマートコックピット・シミュレーションシステムを展示した。
カーユーエックスのスマートコックピット・シミュレーションシステム(イノラックスリリースより)
このほかイノラックスは、業界初めてとなる屋外防水タッチディスプレイを披露した。大雨でも厚手のグローブ(手袋)を着用した状態でも安定したタッチ操作が可能だ。応用先は、産業用コンピューター(IPC)、航海・ヨット用電子機器、電気自動車(EV)向け充電スタンド、公共サービス端末のほか、防衛や医療機器を想定している。
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