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TCC、信義区にオフィスビル3棟建設へ(トップニュース)


ニュース 建設 作成日:2026年4月10日_記事番号:T00127834

TCC、信義区にオフィスビル3棟建設へ(トップニュース)

 セメント最大手、台湾水泥(TCCグループホールディングス)は9日、台北市信義区基隆路の工場跡地にオフィスビル3棟「タワーアーバンオアシス(TUO)」を建設すると発表した。投資額は268億台湾元(約1300億円)で、2031年に完成する予定だ。TCCの低炭素建材を使用して建設するほか、高層建築物で農業を行う垂直農法(バーティカルファーミング)を導入するなど、環境に配慮したグリーンビルディングとする。10日付工商時報などが報じた。

/date/2026/04/10/00oasis_2.jpgタワーアーバンオアシスの完成予想図(9日=中央社)

 TCCは、台北市都市計画委員会(都委会)で審議されると説明した。

 TPPの工場跡地は、基隆路一段と市民大道五段の角にあり、敷地面積は5835坪。タワーアーバンオアシスは、地上15~17階、地下3階建ての3棟から成り、うち1棟はTCCが本社ビルとして使用し、残り2棟は売却するか貸し出す予定だ。

 タワーアーバンオアシスは、TCCが開発した、低炭素で高強度、耐火性能に優れた超高性能コンクリート(UHPC)を使用して建設する。免震構造は、国レベルの耐震認定、耐震建築標章を取得する計画だ。

 太陽光発電を設置義務の16倍設置し、充電スタンドは5倍設置する。大規模な蓄電設備も設置する計画だ。

 垂直農法を広い面積に導入し、ヒートアイランド現象を緩和するほか、室内の温度を下げ、空調(エアコン)のエネルギー消費を削減する。

 TCCは、同社が推進する▽低炭素建材、▽資源循環、▽グリーンエネルギー──の成長戦略の具現化だと説明した。

 タワーアーバンオアシスは、▽グリーンビルディング認証「LEED」の最高レベル「プラチナ」、▽働く人々の健康とウェルビーイング(心身および社会的健康)を評価する認証制度「WELL」の最高レベル「プラチナ」、▽内政部のグリーンビルディング認証、緑建築標章(EEWH)、▽内政部のスマートビルディング認証、智慧建築標章──を取得する。

■賃料、1坪3000元の予測

 米不動産会社、コリアーズの台湾支社の黄舒衛・業主代表服務部董事は、タワーアーバンオアシスの販売価格は1坪当たり110万元、月額賃料は1坪当たり2500~2800元で、3000元もあり得ると予測した。

 資産価値は400億~450億元に上る見込みだ。

 

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