ニュース 運輸 作成日:2026年4月27日_記事番号:T00128125
5月はAI(人工知能)関連の電子メーカーの出荷ラッシュとなり、航空貨物のチャーター(貸切契約)便は50機以上と、通常の約20機の2倍以上に増加する見通しだ。桃園国際空港近くにある自由貿易港地域(FTZ)、遠雄自由貿易港区(ファーグローリーFTZ)は、世界のAIサーバーの9割以上を組み立てているためだと説明した。AI関連の貨物は、航空会社の貨物事業の売上高の50%近くを占める見通しだ。27日付経済日報が報じた。
エバー航空(中央社)
物流業界関係者は、空港の貨物ターミナル(ACT)は出荷待ちのAIサーバーで満杯だと指摘した。サーバーは大きくて重く、単価が高い。旅客機の床下貨物スペース(ベリー)に搭載するのは困難なため、ほぼ貨物機で輸送しており、貨物機チャーターの需要が増えていると説明した。
今年1月の航空貨物チャーター便は、春節(旧正月、2026年は2月17日)前の駆け込み出荷で、56機に上った。3月は22機だった。4月の航空貨物チャーター便は22機の予定だ。5月の運行スケジュールはまだ発表されていないが、過去最高を更新する見通しだ。
航空大手の中華航空(チャイナエアライン)は、貨物専用機(フレイター)を18機保有しており、長栄航空(エバー航空)は9機保有している。
■3月売上高、過去最高
中華航空は、3月の連結売上高が前月比13.1%増、前年同月比20.0%増の207億8500万台湾元(約1100億円)で、過去最高を更新した。うち旅客事業は前月比3.05%増、前年同月比26.45%増の126億1200万元で、貨物事業は前月比31.08%増、前年同月比7.09%増の63億1500万元だった。
中華航空の第1四半期連結売高は前期比5.2%増、前年同期比8.2%増の569億5800万元だった。

エバー航空は、3月の連結売上高が前月比13.6%増、前年同月比18.5%増の215億8800万元で、過去最高だった。うち旅客事業は前年同月比21.77%増の140億9400万元で、貨物便は前年同月比8.03%増の49億600万元だった。
エバー航空の第1四半期連結売上高は前期比5.0%増、前年同期比10.1%増の605億1600万元で、過去最高を更新した。
業界関係者は、AI関連の貨物が、航空大手2社の貨物事業の今年の売上高の50%近くを占め、重要な成長エンジンになると予測した。市場では、AIサーバーの出荷ラッシュで、貨物チャーター便の需要は高止まりが続き、今年は1年を通じて運賃のオフシーズンがないと予想されている。
アマゾンやグーグル、メタ、マイクロソフト(MS)などクラウドサービスプロバイダー(CSP)大手8社の2026年設備投資は6000億米ドルを超える見通しだ。
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