ニュース 自動車・二輪車 作成日:2026年4月29日_記事番号:T00128179
トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の蘇純興・総経理は28日、中東情勢の緊迫による原油高でガソリン価格が上昇する中、今年に入ってハイブリッド車(HV)の受注が20~30%増加したと説明した。一方、車載用電池(バッテリー)の原料が不足しており、ハイブリッド車の供給逼迫(ひっぱく)は2027年まで続く見通しだと説明した。29日付経済日報などが報じた。
和泰汽車の蘇・総経理(左)は、ESが好評で、レクサスの4月販売台数は前年並みと予測した(和泰汽車リリースより)
和泰汽車は28日、レクサスの輸入高級セダン「ES」の新モデルを発売した。ハイブリッドモデル「ES 300h」は177万台湾元(約900万円)からで、予約購入価格より3万元値下げした。純電動自動車(BEV)モデル「ES 500e」は205万元からで、予約購入価格より5万元値下げした。

ESの予約受付は3月25日に開始し、約1カ月で1000台の購入申し込みがあった。内訳は、ハイブリッドモデルが80%、BEVモデルが20%だった。年間販売3000台を目指す。
蘇・総経理は、ESの購入予約は予想を上回ったが、電池の供給不足で、納車まで3カ月かかると説明した。輸入割り当て台数を増やすようトヨタ自動車と交渉しているが、1カ月当たり数台しか追加できないと説明した。
■ハイブリッド車、6割へ
和泰汽車が今年1月発売した輸入スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」の新モデルもガソリンモデルが廃止された。
蘇・総経理は、トヨタブランドのハイブリッド車の販売比率は40%以上だと指摘した。RAV4のハイブリッドモデルの供給不足が解消すれば、さらに上昇すると説明した。

レクサスは、ハイブリッド車の販売比率は57%。ESの発売で、60%を超えると予測した。
台湾は2月に米国と締結した相互貿易協定(ART)で、米国から輸入する乗用車のゼロ関税を予定している。
蘇・総経理は、米国車の輸入関税ゼロを見越して消費者が様子見し、高級車の多くは第1四半期(1~3月)の業績が10%以上減少したと指摘した。第2四半期(4~6月)は、ES発売に加え、AI(人工知能)需要や株式市場の好調で個人消費が力強く、成長軌道を取り戻すと述べた。
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