ニュース 運輸 作成日:2026年5月7日_記事番号:T00128318
物流業界関係者によると、AI(人工知能)関連製品の出荷増加が続く中、中東紛争に伴う原油価格の高騰や海運の混乱を受けて、海上輸送から航空輸送に切り替えが進み、台湾~北米の航空貨物便の運賃が1キログラム当たり300台湾元(約1500円)を超え、最高330元まで上昇した。新型コロナウイルス流行で世界の物流が混乱した当時と同水準まで高騰している。7日付経済日報が報じた。
桃園国際空港(中央社)
業界関係者は、海上輸送の貨物を航空輸送に切り替えることは従来は個別ケースだったが、最近は一般化していると説明した。
台湾~北米路線の航空貨物運賃は1キログラム当たり220~250元に燃油サーチャージ81元(燃油特別付加運賃)を加え、301~331元。欧州路線の直行便の運賃は1キロ当たり200~220元に燃油サーチャージ81元を加え、281~301元。欧米路線の5月の燃油サーチャージは1キロ当たり81元で、従来の2倍以上だ。

■AI特需が押し上げ
航空のフォワーダー(貨物利用運送事業者)台湾最大手、中菲行国際物流(Dimercoエクスプレス)は、中東紛争で、ペルシャ湾やホルムズ海峡周辺の航路のリスクが高まる中、インドやスリランカ、シンガポールなどの港が混雑しており、航空貨物便の需要が高まっていると説明した。
フォワーダーの捷迅(スーネスト・エクスプレス)の孫鋼銀・総経理は、最近は原材料の供給不足で、出荷を急ぐ貨物を海上輸送から航空輸送に切り替える荷主が多いが、AI関連製品の出荷ラッシュで、航空貨物スペースが足りず、航空貨物運賃が押し上げられていると分析した。航空貨物運賃は従来、四半期ごとに見直していたが、現在は2週間ごとに改定していると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722