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4月輸出総額、過去2番目の高水準【図表】(トップニュース)


ニュース その他分野 作成日:2026年5月11日_記事番号:T00128374

4月輸出総額、過去2番目の高水準【図表】(トップニュース)

 財政部が8日発表した4月の輸出総額は、前月比15.7%減、前年同月比39.0%増の676億2100万米ドルで、3月に次ぐ過去2番目の高水準だった。AI(人工知能)やハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)、クラウドサービス需要で半導体やサーバーの出荷が続いた。中東紛争に伴う原油価格高騰でインフレを懸念して、企業が調達を急いだことも要因だ。9日付工商時報などが報じた。

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 主な製品別では、AIサーバーなどの情報通信技術(ICT)・オーディオビジュアル(AV)製品は前年同月比62.3%増の305億6700万米ドルだった。半導体など電子部品は38.9%増の227億8700万米ドルだった。いずれも3月に次ぐ過去2番目の高水準だった。2項目を合わせると533億5400万米ドルで、輸出総額の78.9%を占めた。

 パネルなど光学・精密機器は前年同月比14.0%増の10億7300万米ドルだった。

 主な従来型産業は、機械は22億3700万米ドルで、前年同月比12.9%増加した。このほか、原油価格高騰で、▽プラスチック・ゴム製品、15億7200万米ドル(5.6%増)、▽鉱産物、10億9500万米ドル(12.7%増)──が増加した。▽ベースメタル(卑金属)、24億700万米ドル(0.4%減)、▽化学品、16億1300万米ドル(4.3%減)──は減少した。

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■米国向け、3割強

 主な輸出先別では、米国向けが前年同月比63.8%増の215億3200万米ドルで、同月として過去最高だった。輸出総額の31.8%を占めた。

 中国・香港向けは、前年同月比15.8%増の160億100万米ドルだった。輸出総額の23.7%を占めた。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは、前年同月比36.8%増の143億1900万米ドルで、3月に次ぐ過去2番目の高水準だった。輸出総額の21.2%を占めた。

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■1~4月、48%増

 1~4月の輸出総額は前年同期比47.8%増の2633億5000万米ドルで、同期として過去最高だった。

 米国向けの1~4月輸出額は、前年同期比88.9%増加の870億9100万米ドルで、輸出総額の33.1%を占めた。同期として過去36年で最も高かった。

 欧州向けは184億2300万米ドルで前年同期比62.5%増加、ASEAN向けは543億5500万米ドルで47.9%増加した。

 日本向けは前年同期比26.5%増の113億8100万米ドルだった。

■5月も高成長予測

 財政部は、5月の輸出総額は前年同月比31~37%増の678億~709億米ドルと予測した。

 財政部は、中東情勢や米国の関税政策などの不確定要素があるものの、クラウドサービスプロバイダー(CSP)の設備投資拡大、各国のAIインフラ整備などで、上半期(1~6月)の輸出総額は前年同期比40%増加すると予測した。

 これまでは、世界金融危機(リーマン・ショック)の反動で、2010年上半期の49.2%増が、過去最大の伸びだった。