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4月輸出受注、3月に次ぐ高水準【図表】(トップニュース)


ニュース その他分野 作成日:2026年5月21日_記事番号:T00128585

4月輸出受注、3月に次ぐ高水準【図表】(トップニュース)

 経済部統計処が20日発表した4月の輸出受注総額は、前月比4.0%減、前年同月比48.1%増の874億5000万米ドルで、3月に次いで過去2番目の高水準だった。人工知能(AI)やハイパフォーマンス・コンピューティング(高性能計算、HPC)、クラウドサービスの需要が強かったほか、中東紛争の影響で、原材料価格が上昇したことも影響した。経済部は、AI需要で5月は900億米ドルを超え、年内は800億米ドル台が続くと予想した。21日付工商時報などが報じた。

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 主な製品別では、半導体など電子製品は、前月比2.1%減、前年同月比45.9%増の359億4000万米ドルで、3月に次いで過去2番目の高水準だった。AIやHPC需要で、IC製造、メモリーなどの受注が増加した。米国からの受注が40.2%を占め、中国・香港は28.3%を占めた。

 ICT(情報通信技術)製品は、前月比8.2%減、前年同月比89.7%増の314億6000万米ドルで、3月に次いで過去2番目の高水準だった。AIやクラウドサービスの強い需要で、サーバーやネットワーク機器の受注が多かった。米国からの受注が42.9%、東南アジア諸国連合(ASEAN)が23.5%を占めた。

 パネルなど光学器材は、前月比6.4%減、前年同月比5.8%増の19億米ドルだった。パネル受注は減少したものの、光学検査や測定設備、光学レンズの受注が増加した。中国と香港が50.3%を占めた。

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■原油や金属価格上昇

 機械は、前月比0.8%増、前年同月比23.4%増の20億7000万米ドルだった。半導体向け設備や自動化設備の需要が強かった。米国からの受注が25.9%を占めた。

 このほかの従来型産業は、中東紛争や原油価格高騰の影響を受け、▽卑金属(ベースメタル)製品、20億8000万米ドル(前月比5.8%減、前年同月比4.5%増)、▽プラスチック・ゴム製品、15億9000万米ドル(前月比5.9%減、前年同月比8.2%増)、▽化学品、15億5000万米ドル(前月比7.2%減、前年同月比0.5%増)──となった。

■米国、62.6%増

 主要国・地域別では、米国は前月比4.6%減、前年同月比62.6%増の329億2000万米ドルだった。ICT製品の受注が前年同月の2.5倍だった。

 ASEANは前月比0.1%減、前年同月比61.7%増の179億米ドルだった。ICT製品が前年同月比84.2%増加、電子製品が66.2%増加した。

 中国・香港は前月比3.8%減、前年同月比29.0%増の152億7000万米ドルだった。電子製品は前年同月比45.3%増の101億7000万ドルで、2カ月連続で100億米ドル以上だった。

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■1〜4月累計で過去最高

 1~4月累計の輸出受注総額は、前年同期比49.5%増の3193億6000万米ドルで、過去最高を更新した。

 統計処は、5月の輸出受注総額は前年同月比46.4~49.7%増の890億~910億米ドルになると予測した。