ニュース その他分野 作成日:2026年6月8日_記事番号:T00128913
行政院主計総処が5日発表した5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は2.20%で、前月比0.47ポイント、前年同月比0.66ポイント拡大し、1年2カ月ぶりにインフレ警戒ラインの2%を上回った。中東情勢の緊迫で原油価格が高騰し、燃料費が前年同月比20.09%上昇し、過去4年6カ月で最大の上昇幅となった。主計総処の曹志弘・専門委員は、物価の上昇は緩やかで、輸入インフレの兆候はみられないと述べた。6日付工商時報などが報じた。

7大分類では、交通と通信類が前年同月比4.00%上昇した。過去4年で最高の上昇幅だった。
燃料費は、前年同月比20.09%上昇し、過去4年6カ月で最大の上昇幅だった。航空会社が国際線の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を引き上げたため、航空券価格は10.37%上昇した。
主計総処の曹・専門委員は、政府の物価対策で、5月はガソリンや軽油価格、域内線の航空券、鉄道やバスなどの公共交通機関の運賃などは据え置いたと説明した。
他の大分類は、▽教養・娯楽類、前年同月比3.03%上昇、▽諸雑費類、2.44%上昇、▽住居類、2.06%上昇、▽食料類、1.36%上昇、▽衣料類、1.01%上昇、▽医療・保健類、0.70%上昇──だった。
教養・娯楽類では、パソコンや周辺設備、ソフトウエアなどが前年同月比6.87%上昇した。また、団体旅行ツアー料金が3.68%上昇した。
住居類では、家賃は1.76%上昇した。ガス料金は7.71%上昇、電気料金は5.78%上昇した。
食料類では、外食費は前年同月比2.99%上昇した。野菜は豪雨で供給が減少し、9.69%上昇した。
野菜と果物、エネルギーを除いたコアCPI上昇率は2.12%で、前月比0.22ポイント拡大し、前年比0.52ポイント拡大した。
1〜5月のCPI上昇率は1.52%だった。
曹・専門委員は、天候不順や端午節(旧暦5月5日、26年は6月19日)の影響で、6月のCPI上昇率は5月をやや上回ると予測した。
■PPI上昇率、過去4年で最高
5月の生産者物価指数(PPI)上昇率は14.11%で、過去4年で最も高かった。▽石油・石炭、▽化学品・医薬品、▽コンピューター・電子製品・光学製品、▽電子部品──などの価格が上昇した。
5月の輸入物価指数(IPI)は台湾元建てで前年同月比22.33%上昇し、過去46年で最も高かった。▽鉱産物、▽機械・電機・部品、▽卑金属(ベースメタル)、▽化学品、▽プラスチック・ゴム──などの価格が上昇した。
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