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26年輸出受注総額、1兆ドル視野【図表】(トップニュース)


ニュース その他分野 作成日:2026年6月24日_記事番号:T00129215

26年輸出受注総額、1兆ドル視野【図表】(トップニュース)

 経済部統計処が23日発表した5月の輸出受注総額は、前月比2.3%増、前年同月比47.2%増の894億8000万米ドルで、3月に次いで過去2番目の高水準だった。人工知能(AI)やハイパフォーマンス・コンピューティング(高性能計算、HPC)、クラウドサービスの需要が強かったほか、原材料の価格が上昇したためだ。黄偉傑・統計処長は、AI需要が続く中、2026年の輸出受注総額は1兆米ドルの大台が見えてきたと語った。24日付工商時報などが報じた。

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 主な製品別では、半導体など電子製品は、前月比3.6%増、前年同月比61.2%増の372億4000万米ドルで、過去最高だった。AIやHPC需要で、半導体やメモリーなどの受注が増加した。米国からの受注が42.2%を占め、中国・香港は26.5%を占めた。

 ICT(情報通信技術)製品は、前月比2.9%増、前年同月比67.2%増の323億7000万米ドルで、3月に次いで過去2番目の高水準だった。AIやクラウド需要で、サーバーやネットワーク機器の受注が多かった。米国からの受注が49.0%、欧州が19.8%を占めた。

 パネルなど光学器材は、前月比0.4%減、前年同月比1.7%減の18億9000万米ドルだった。パネル需要は弱かったが、光学検査機器や測定機器の受注が増加した。中国と香港が52.0%を占めた。

 機械は、前月比4.6%増、前年同月比22.5%増の21億7000万米ドルだった。半導体製造装置や自動化装置の需要が強かった。東南アジア諸国連合(ASEAN)からの受注が24.7%を占めた。

 卑金属(ベースメタル)製品は、前月比4.0%増、前年同月比9.6%増の21億6000万米ドルだった。AI需要で銅箔(どうはく)、銅張積層板(CCL)などの受注が増加した。銅価格が前年同月より高かったことも一因だ。

 このほかの従来型産業は、▽プラスチック・ゴム製品、14億6000万米ドル(前月比8.2%減、前年同月比0.9%減)、▽化学品、14億7000万米ドル(前月比5.6%減、前年同月比5.3%増)──だった。

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■米国向け6割増

 主要国・地域別では、米国は前月比10.6%増、前年同月比63.9%増の363億9000万米ドルだった。うち、ICT製品は前月比17.5%増、前年同月の2.2倍の158億6000万米ドルだった。電子製品は前月比8.6%増、前年同月比55.6%増の157億米ドルだった。

 中国・香港は前月比1.1%減、前年同月比37.5%増の151億米ドルだった。うち、電子製品は前月比2.8%減、前年同月比65.0%増の98億8000万米ドルだった。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は前月比12.3%減、前年同月比31.6%増の157億米ドルだった。うち、電子製品は前月比2.5%増、前年同月比80.0%増の74億4000万米ドルだった。

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■1~5月累計で過去最高

 1~5月累計の輸出受注総額は、前年同期比49.0%増の4088億3000万米ドルで、同期として過去最高を更新した。

 統計処は、6月の輸出受注総額は前年同月比49.8~53.1%増の895億~915億米ドルとなり、上半期(1~6月)は前年同期比49.1~49.7%増の4983億~5003億米ドルとなると予測した。

 黄・処長は、例年非需要期の上半期が好調で、下半期(7~12月)は需要期に当たるため、通年では1兆米ドルが視野に入ると説明した。