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泰山企業、大豆サラダ油を全面販売停止(トップニュース)


ニュース 食品 作成日:2026年7月15日_記事番号:T00129617

泰山企業、大豆サラダ油を全面販売停止(トップニュース)

 中聯油脂(セントラル・ユニオン・オイル、CUOC)が生産した大豆サラダ油から、基準値を超える発がん性物質のベンゾピレンなどが検出された問題を受け、中聯油脂の大豆サラダ油を原料に使用している食用油大手、泰山企業の劉偉龍・董事長は14日、消費者と社会に不安と混乱を招いたと謝罪した。食の安全は企業の責務で、最終的な原因や責任の所在に関わらず、「泰山」ブランドの製品である以上、消費者に対する約束だと強調。信頼できる第三者機関で、自社の全てのロットを確認するまで、大豆サラダ油製品の販売を停止すると表明した。食の安全は企業の自主管理だけではなく、業界全体の検査能力を拡大する必要があるとして、3000万台湾元(約1億5000万円)を寄付する。15日付聯合報などが報じた。

/date/2026/07/15/00oil_2.jpg卓栄泰・行政院長(右)は14日、立法院で中聯油脂の食用油問題について報告した(14日=中央社)

 衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は14日、泰山企業から13日夜に、中聯油脂の大豆サラダ油を使用して生産した調合油(ブレンド油)「泰山花生風味調合油2L」、「泰山不飽和調合油2L」、「泰山不飽和調合油1.5L」から、基準値を上回る発がん性物質のベンゾピレンが検出されたと報告があったと説明した。「泰山花生風味調合油2L」は10日正午までに店頭から撤去しており、「泰山不飽和調合油2L」、「泰山不飽和調合油1.5L」はまだ出荷していなかった。

 原料に使われていたのは中聯油脂が5月10日と5月12日に生産した2ロットだった。これまでに基準値を超える発がん性物質が検出された5ロットのうちの2ロットだ。

/date/2026/07/15/00taichung_2.jpg盧秀燕・台中市長(中)は、まず問題の原因を突き止めてから、販売再開を検討すべきだと批判した(14日=中央社)

 食薬署は14日、10日正午までに店頭から撤去を命じた▽中聯油脂が4~6月に生産した29ロット、▽これらを原料とした食用油、▽これらの食用油を使用した製品──について、14日午前11時時点で合計7619.5トンを回収したと説明した。この予防措置で店頭から製品の撤去が求められた企業は1000社以上だ。

■1週間以内に検査完了

 中聯油脂が4~6月に生産した29ロット(いわゆる第1層)は、そのうち5ロットから基準値を超える発がん性物質が検出された。3ロットはまだ出荷していなかった。残りの21ロットは▽泰山企業、▽福寿実業、▽福懋油脂(フォルモサ・オイルシード・プロセッシング、FOPCO)──に出荷していた。食薬署は、3社に出荷した製品の52検体(いわゆる第2層)と3社が生産した製品の321検体(いわゆる第3層)を1週間以内に検査する予定だ。いずれの段階の検査も合格した製品のみ、販売再開を認める。