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熊本地震で死者13人、頼総統「いつでも支援できる」(トップニュース)


ニュース 社会 作成日:2026年7月29日_記事番号:T00129884

熊本地震で死者13人、頼総統「いつでも支援できる」(トップニュース)

 熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震が日本時間28日午後4時27分ごろ発生し、最大震度7が観測されたことを受け、頼清徳・総統は同日、「台湾と日本は苦難を共に乗り越えてきた真の友人。必要な支援があれば、いつでも協力できる」と日本語で見舞いのメッセージをX(旧ツイッター)に投稿した。外交部などによると、現地で暮らす台湾人や留学生、旅行者らの被害は確認されていない。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は同日、熊本工場に人的被害はなく、工場の安全を確認して持ち場に戻ると説明した。29日付工商時報などが報じた。

/date/2026/07/29/00aeon_2.jpg爆発が起きたイオンモール熊本では、救助活動が進められている(28日=中央社)

 高市早苗首相は29日、日本時間午前8時半時点で死者は13人と説明した。熊本県嘉島町にある商業施設のイオンモール熊本で爆発が起き、20代の女性2人が死亡した。

 台湾の外交部は28日、日本の対台湾窓口機関、公益財団法人日本台湾交流協会(大使館に相当)台北事務所に電話で、見舞いの言葉と支援の用意があることを伝えた。

 林佳龍・外交部長は、「日本頑張れ、無事を祈る」と見舞いのメッセージをフェイスブック(FB)に投稿した。林・外交部長は、日本政府が人的被害や物的被害を確認中で、外交部は日本政府と連絡を取り続け、最新の状況を把握すると説明した。

 外交部の在外公館、台北駐福岡経済文化弁公室は28日、台湾人の住民や留学生の被害報告は受けていないと説明した。

/date/2026/07/29/00taiwan_2.jpg内政部消防署は28日、要請があれば、いつでも救助活動に向かえるよう、準備はできていると説明した(28日=中央社)

 交通部観光署は、旅行会社から団体ツアー旅行者の被害報告は受けていないと説明した。

■TSMC第2工場、工事見合わせ

 TSMCは、熊本工場がある熊本県菊陽町は最大震度5を観測し、社内規定に従い、従業員全員をすぐに退避させたと説明した。工場の安全を確認し、従業員全員は無事だったと説明した。被害状況や影響の確認作業を続けている。

 TSMCの建設中の熊本第2工場は、余震の恐れがあるため、工事を一部停止している。証券会社は、地震で工事の進捗(しんちょく)が変更になっても、構造上の重大な被害がなければ、3ナノメートル製造プロセスを導入し、2028年下半期(7~12月)に量産するスケジュールに影響は少ないと予測した。

 経済部は28日、TSMCのほか、▽電源ユニット(PSU)大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、▽産業用コンピューター(IPC)最大手、研華(アドバンテック)、▽電力設備の友懇企業(UCAN)、▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)傘下の東京スター銀行──などから人的被害はなく、操業に影響はないと報告があったと説明した。

/date/2026/07/29/00jr_2.jpg地震発生の影響で、JR九州は全線で列車の運行を見合わせた(28日=中央社)

 東京エレクトロンは同日、熊本県にある東京エレクトロン九州の合志事業所、大津事業所ともに、現時点において、建物・設備に大きな損害は確認されておらず、29日は安全を最優先し、両事業所の稼働を停止し、安全点検を行うと発表した。

■熊本県知事、台湾から帰国中

 熊本県の木村敬知事は28日午前に台中市政府で、盧秀燕・台中市長と会談した。台中市の黄国栄・副市長によると、木村知事は昼の会食後、台中市から帰国の便に搭乗し、離陸して約30分後に地震が起きたもようだ。阿蘇くまもと空港は地震の影響で滑走路を一時閉鎖したため、福岡空港に着陸したとされる。