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AUO、半導体の先進封止に参入表明【図表】(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2026年7月31日_記事番号:T00129937

AUO、半導体の先進封止に参入表明【図表】(トップニュース)

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は30日に開催した業績説明会で、半導体の先進パッケージング(封止、アドバンスドパッケージング)やガラス基板に参入していると初めて認めた。同日の董事会で、設備投資86億4100万台湾元(約430億円)を承認し、その一部をガラス微細貫通穴(TGV)や再配線層(RDL)、ガラス基板の試験生産ライン設置に充てる。彭・董事長は、現在は研究開発(R&D)段階で、既に提携パートナーがおり、2~3年後には技術を確立し、これまでと違うAUOをお見せすると語った。31日付経済日報などが報じた。

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 市場関係者によると、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は、先進パッケージング(封止、アドバンスドパッケージング)のファンアウト・パネルレベルパッケージング(FOPLP)で、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と提携するようだ。

 彭・董事長は、AUOはAI(人工知能)関連の先進封止技術のTGVやRDL、コパッケージド・オプティクス(CPO、光電融合)などの試験生産ラインに投資すると述べた。FOPLPはIC封止だけでなく、低軌道(LEO)衛星向けガラスアンテナやマイクロ発光ダイオード(LED)のCPOでも使用すると説明した。これらの技術は提携パートナーと共同開発しており、ガラス基板は技術確立まで2~3年かかる予定だと語った。

 投資家からTSMCとの提携について問われた際、彭・董事長は、AUOは近年、ライトアセット戦略を推進しているが、設備投資86億4100万元を承認し、一部は先進封止技術のTGVやRDL、ガラス基板の試験生産ライン設置に充てると話した。

 彭・董事長は、モビリティーとバーティカル(業界特化型)ソリューションがビジネスモデル転換の柱で、これらの先進封止技術が粗利益率を引き上げ、競争力を向上すると説明した。

■2工場を売却

 AUOは30日、高雄市路竹区のCE5工場を半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手の日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)傘下の日月光半導体製造(ASE)に63億元で売却すると発表した。売却益は42億8000万元。

 28日には、華亜科技園区(桃園市亀山区)の工場などを人工知能(AI)サーバーやノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)に197億元で売却すると発表した。売却益は133億9000万元。

■Q2は黒字転換

 AUOが30日発表した第2四半期(4~6月)の連結売上高は前期比2.7%増、前年同期比2.4%増の708億9000万元だった。粗利益率は13.05%で、前期比1.2ポイント上昇、前年同期比0.47ポイント低下した。純利益は前年同期比31.2%減の13億4000万元で、前期の赤字から黒字に転換した。

 彭・董事長は第3四半期(7~9月)のディスプレイ事業の見通しについて、顧客が調達を早めたほか、消費者の需要が減速しているため、売上高が減少すると予測した。車載用は、中国市場の需要が減速しており、横ばいを目指す。小売や医療向けは前期比1桁増加すると予測した。

 AUOは30日、柯富仁・総経理が一身上の都合で辞任し、張博儀・財務長(CFO、最高財務責任者)が31日付で総経理に就任すると発表した。

 

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