ニュース その他分野 作成日:2026年8月10日_記事番号:T00130097
財政部統計処が7日発表した7月の輸出総額は前月比0.6%増、前年同月比32.9%増の752億9800万米ドルで、3月、5月に次ぐ過去3番目の高水準だった。700億米ドル台は3カ月連続。蔡美娜・統計処長は、AI(人工知能)バブルの懸念が再浮上しているが、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)など大手が見通しを上方修正するなど好材料が続いており、AIの長期トレンドに変更はないと指摘した。8日付工商時報などが報じた。

主な製品別では、AIサーバーなどの情報通信技術(ICT)・オーディオビジュアル(AV)製品は前年同月比29.5%増の313億7400万米ドルで、5カ月連続で300億米ドル台となった。そのうち、▽グラフィックカード、▽サーバー、▽ストレージ──は伸びが大きかったが、ノートパソコン部品は減少した。メモリー価格上昇で、他のノートPC部品調達も鈍化した。
半導体など電子部品は前年同月比50.5%増の277億3300万米ドルで、過去最高だった。そのうち半導体は52.3%増の263億300万米ドルだった。
機械は前年同月比10.8%増の25億4700万米ドルだった。
電機製品は前年同月比34.3%増の16億9000万米ドルだった。
鉱産物は前年同月比52.1%増の16億5200万米ドルだった。原油価格上昇を受け、石油製品は48.2%増加した。

このほか、▽ベースメタル(卑金属)、28億300万米ドル(前年同月比24.8%増)、▽化学品、16億7900万米ドル(6.5%増)、▽プラスチック・ゴム製品、15億4700万米ドル(3.8%増)、▽光学・精密機器、12億500万米ドル(11.9%増)──が増加した。
一方、▽輸送機器、8億6300万米ドル(前年同月比0.7%減)、▽紡織品、4億5300万米ドル(9.1%減)──は減少した。
■中国向け、過去最高
主な輸出先別では、米国向けが前年同月比25.2%増の233億4000万米ドルだった。
中国・香港向けは、前年同月比33.4%増の191億7400万米ドルで、過去最高だった。
東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは、前年同月比16.8%増の135億7800万米ドルだった。
日本向けは前年同月比41.4%増の32億7100万米ドルで、過去2番目の高水準だった。

■プラス成長、過去最長へ
財政部は、8月の輸出総額は前年同月比31~35%増の766億~789億米ドルと予測した。9月までプラス成長が続けば、2年11カ月連続となり、1985年11月~88年8月の過去最長記録を更新する。
年内は月700億米ドル台が続き、2026年通年は8500億米ドル以上となり、過去最高を更新するのは確実だと説明した。
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