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南部で3日連続の豪雨、冠水被害相次ぐ(トップニュース)


ニュース 社会 作成日:2026年8月24日_記事番号:T00130360

南部で3日連続の豪雨、冠水被害相次ぐ(トップニュース)

 南部で22日から豪雨が続いており、台南市、高雄市、屏東県の累計降水量はいずれも650ミリメートルを超えた。道路の冠水や浸水被害が深刻で、道路は通行止めになり、山間部で2000人以上が避難した。交通部中央気象署(CWA)は、25日午前まで超大豪雨(24時間当たり降水量500ミリ以上)となる可能性があるとして、警戒を呼びかけた。24日付中国時報などが報じた。

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高雄市鳥松区で、乗用車が水没した。車内の3人は脱出した(23日=中央社)

 熱帯低気圧や南西の風の影響で、豪雨が続いている。台南市、高雄市、屏東県政府は23日から2日連続で、嘉義県、花蓮県、台東県政府は24日、公共機関・学校を休みにする「停班停課」措置を取った。

 21日午前0時から23日午後9時までの累計降水量は、屏東県瑪家郷が842ミリで最も多かった。次いで▽高雄市楠梓区、824ミリ、▽台南市仁徳区、677.5ミリ──と続いた。山間部では土砂崩れが発生し、一部の道路は封鎖され、市街地では道路の冠水が続いている。

/date/2026/08/24/00tainan_2.jpg台南市で修復作業を進めていた国定古蹟「台湾府城大東門」は24日の早朝、豪雨の影響で側壁が崩落した(24日=中央社)

 高雄市政府は23日午後5時時点で、2615人を避難させた。高雄市仁武区の北堤街二号橋付近は冠水が深刻で、乗用車1台が水没した。乗車していた家族3人は脱出した。子供は一時、車のルーフ(屋根)で避難した。

 高雄市田寮区で23日午後、土砂崩れが発生して道路が寸断され、30人以上が孤立した。24日午前、復旧作業を急いでいる。

 台南市と高雄市の境界を流れる河川、二仁渓が増水し、フォルモサ高速公路(国道3号)田寮インターチェンジ(IC)付近も道路が冠水し、通行止めとなった。

 台南市永康区と仁徳区は2日連続で冠水となった。仁徳区のフォルモサ高速公路の仁徳インターチェンジ付近で冠水し、北上する入口が一時封鎖された。

 陳其邁・高雄市長は23日夜、高雄市の年間平均降水量は1500〜2000ミリだが、中央気象署の予測によると、この4日間の累計降水量は950ミリに上る見通しで、つまり数日間で半年分の雨が降るに等しいと指摘した。市民に対し、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。

■台鉄、一部運休

 台湾高速鉄路(高鉄)は24日、通常通り運行している。

 国営台湾鉄路(台鉄)は、24日午後6時まで、東部幹線と南迴線の指定席列車を運休すると発表した。西部幹線は一部を除いて通常通り運行している。

 桃園国際空港発着の航空便は、香港便などが一部欠航・遅延した。

 台南市や高雄市の百貨店やショッピングセンター(SC)、映画館は24日、ほぼ通常通り営業している。

■台風18号、週末に上陸の可能性

 中央気象署によると、中度(台湾基準。日本では強い~非常に強い勢力に相当)に発達した台風18号(アジア名・ソウデル)は28〜29日に台湾に最も接近する見通しだ。きょう24日にも、強烈(台湾基準。日本では非常に強い~猛烈な強さに相当)な勢力に発達する可能性がある。

 台風18号は台湾北部の海上を通過する見通しで、上陸する可能性もある。