ニュース 商業・サービス 作成日:2026年9月4日_記事番号:T00130606
春節(旧正月、2027年は2月6日)前に企業などが開催する尾牙(忘年会)や春節明けの春酒(新年会)の会場予約で、主な高級ホテルの宴会場や館内レストランは、テーブル単価が上昇している。雲品国際酒店(FDCインターナショナル・ホテルズ)は現時点で、前年同期比20〜25%高い。AI(人工知能)特需で半導体などテック業界が好調で、株高を理由に上場企業が忘年会の予算を増やし、規模も拡大しているためだ。4日付経済日報などが報じた。

雲品国際酒店では、予約済みの企業の70%は1テーブル当たり1万2000〜1万5000台湾元(約5万9000〜7万4000円)で、予約済みの企業の30%は2万元以上だ。
雲品国際酒店の丁原偉・総経理は、株高を受け、予算を引き上げる上場企業が多く、ミシュラン星付きレストランの料理を指定する企業もあると明かした。外資系企業のほか、AI関連のサプライチェーン(供給網)、メモリーメーカー、電子機器の受託生産メーカー、金融機関などが予算を引き上げ、テーブル数を増やしている。600テーブル以上の大規模な忘年会の予約が全体の5割を占めており、会場や日程が奪い合いだと明かした。予約済みの大規模な忘年会は、来年1月開催が8割を占め、残りは今年12月と来年2月の開催予定だ。
雲品国際酒店は、来年の春節(2月6日)が今年(2月17日)より早いため、大規模な忘年会の予約受付が例年より4カ月早まったと分析した。
■大型会場の需要強く
ホテル最大手、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、FIH、シルクスホテルグループ)の宴会場・レストランの忘年会・新年会の予約件数は現時点で124件、2908テーブルで、前年同期の90件、1468テーブルより多い。1テーブルの平均単価は2万2000元で、前年の2万元より上昇した。業種別では、AI関連など電子業、テック業が多い。予約時期が早まった上に、大型会場の需要が強い。
台北市信義区の高級ホテル、台北君悦酒店(グランドハイアット台北)は、企業の忘年会予約は2000テーブルで前年同期と同水準だ。1テーブル当たり平均2万5000元で、1000元(5.0%)上昇した。業種別では、金融業、テック業、製造業が多い。
■台北ハイライ人気
大企業の忘年会も行われる台湾最大規模の国際展示場、台北南港展覧館(TaiNEX)(台北市南港区)近くの台北漢来大飯店(台北ハイライホテル)は、忘年会の予約件数は150件、5000テーブルで、テーブル単価が2万7000元と前年比5.6%上昇した。売上高は1億4000万元の計算だ。
高雄漢来大飯店(グランドハイライ高雄)のテーブル単価は前年と同水準だ。高雄市左営区の漢神巨蛋(アリーナ)に併設する高雄漢来大飯店巨蛋会舘は1万6000元で前年と同水準だ。
漢来大飯店の忘年会予約件数は3軒合わせて350件で、1万2000テーブル。売上高は3億元を超える見通しだ。
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