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鴻海の9月売上高、台湾企業で初の1兆元超え【図表】(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2026年10月6日_記事番号:T00131154

鴻海の9月売上高、台湾企業で初の1兆元超え【図表】(トップニュース)

 電子機器受託製造サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業(ホンハイ・プレシジョン・インダストリー)が5日発表した9月の連結売上高は、前月比25.7%増、前年同月比38.4%増の1兆1586億3300万台湾元(約5兆8000億円)で、過去最高を更新した。台湾の上場・店頭公開企業で初めて、単月の売上高が1兆元を超えた。市場関係者は、9月発売のアップルのスマートフォン最新機種、iPhone18プロシリーズや、AI(人工知能)サーバーの出荷で、第4四半期(10~12月)も好調が続くと予測した。6日付工商時報などが報じた。

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 鴻海は2006年に1兆3200億元で、年間売上高1兆元を達成した。その20年後に月間売上高で1兆元を達成した。

 9月売上高は、4つの製品分類の▽消費者向けスマート製品(スマホなど)、▽部品・その他製品、▽クラウドネットワーク製品(サーバーなど)、▽コンピューター製品──のいずれも前月を大幅に上回った。前年同月比では▽クラウドネットワーク製品、▽部品・その他製品、▽コンピューター製品──が大幅に増加し、消費者向けスマート製品は横ばいだった。

■AI需要続く

 第3四半期(7〜9月)の連結売上高は前期比20.4%増、前年同期比47.1%増の3兆269億元で、同期として過去最高だった。

 4大製品分類別では、AI需要で▽クラウドネットワーク製品、▽部品・その他製品、▽コンピューター製品──が前年同期比で大幅に増加した。消費者向けスマート製品は需要の増加と出荷価格の上昇で、前年同期より大きく増加した。

 第1〜第3四半期(1〜9月)の連結売上高は前年同期比39.5%増の7兆6698億元で、同期として過去最高だった。▽クラウドネットワーク製品、▽部品・その他製品、▽消費者向けスマート製品、▽コンピューター製品──の順に伸びが大きかった。

 鴻海は、第4四半期(10〜12月)の見通しについて、AI関連が引き続き成長するほか、情報通信技術(ICT)製品は下半期(7〜12月)の需要期に入るものの、国際情勢が不確定要素だと説明した。

■30日に鴻海テックデー

 鴻海は8月時点で、26年のAIサーバーラック出荷が倍増し、800G(ギガビット毎秒、Gbps)スイッチの売上高も倍増すると見通しを示していた。コパッケージド・オプティクス(CPO、光電融合)スイッチは第3四半期に量産に入る予定だ。

 市場関係者は、AIサーバーや高速ネットワークスイッチ需要で、鴻海のAI構成比が高まり、第4四半期や来年の成長エンジンになると予測した。

 鴻海は、27年も顧客のAI需要が非常に強く、設備投資を引き続き増やすと予測した。台湾や米国、メキシコ、ベトナムで増産する計画だ。米国生産の需要に応えるため、テキサス州、ウィスコンシン州、オハイオ州、カリフォルニア州で研究開発(R&D)や生産能力を拡大する。

 鴻海は30〜31日に台北市の台北南港展覧館(TaiNEX)1館で、年1回の成果発表会、鴻海科技日(鴻海テックデー、HHTD)を開催する予定だ。AIインフラや電気自動車(EV)、ロボット、半導体、衛星、量子分野などの成果を展示する。

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