ニュース 建設 作成日:2026年10月19日_記事番号:T00131396
台中市政府は16日、台湾人寿保険(台湾ライフ・インシュアランス)傘下の台湾超巨蛋開発(CTBC台湾ドーム)とBOT(建設、運営、譲渡)契約を締結した。台中水湳経貿生態園区(台中市西屯区)に台湾最大規模のドーム球場を建設する計画で、「台湾超巨蛋(台湾ドーム)」と命名した。投資額は600億台湾元(約2900億円)。収容人数は4万5000人以上で、ホテル2軒や大型商業施設を併設し、2031年に完成、開業する予定だ。17日付工商時報などが報じた。
台湾ドームの完成予想図(台中市政府リリース)
■日本ハムも参画
BOT契約の締結式典には、盧秀燕・台中市長、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)傘下でアジア各国の野球・ソフトボール統括団体のWBSCアジアの辜仲諒・会長、北海道日本ハムファイターズの事業会社のファイターズ スポーツ&エンターテイメント(FSE)の前沢賢代表取締役社長らが立ち会った。
盧・台中市長(中)、WBSCアジアの辜・会長(左4)、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントの前澤代表取締役社長(右2)らがBOT契約の締結式典に出席した(台中市政府リリース)
盧・台中市長は、野球は台湾の国民的スポーツで、台中市は13年、WBSCの前身である国際野球連盟(IBAF)から「世界野球都市」の称号を授与されたと語った。野球の国際試合を開催するため、24年から大型屋内球場の建設計画を策定し、25年に台湾ドーム構想を打ち出したと説明した。
盧・台中市長は、台湾ドームは台湾最大規模の屋内球場となり、野球の国際試合だけでなく、大型コンサートなども開催できると語った。周囲には、国際会議展示場の台中国際会展中心(台中インターナショナル・コンベンション&エキシビジョンセンター、TICEC)、台中市立図書館総館と台中市立美術館から成る複合施設「台中緑美図」、台中流行影音中心、台中中央公園などがあり、商業施設や飲食店、宿泊施設、レジャー施設などが集まる台中市の都市発展の中核となると述べた。
台湾人寿保険は、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の保険会社。今年6月、台湾ドームBOT計画の競争入札で、最優秀申請人資格を獲得した。入札したのは台湾人寿だけだった。台湾人寿保険は今年9月に台湾ドームの開発や運営を担うCTBC台湾ドームを設立した。北海道日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールドHOKKAIDO(北海道北広島市)を運営する日本ハムグループが計画や運営に参画する方針だ。

台湾人寿の荘中慶・総経理は、台湾ドームはホテル2軒と大型商業施設を併設する計画だと述べた。生産額は6300億元以上で、雇用機会7万2000人を創出し、年間260万人の観光客を呼び込むとの見通しを示した。27年第1四半期(1〜3月)にも商業施設のテナント募集を開始する予定だ。
■台中アリーナ30年完成へ
盧・台中市長は、台中市では、台湾ドームのほか、台中巨蛋(台中アリーナ)が30年に完成する予定だと語った。台中アリーナは敷地面積6.95ヘクタール、延床面積13万4000平方メートルの予定で、4階建てメインアリーナは1万5500席、3階建てサブアリーナは3000席の計画だ。
盧・台中市長は、さらに別のドーム施設の計画を12月25日までの任期内に発表する考えを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722