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台湾ガラス、AI需要でガラスクロス増産【図表】(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2026年11月3日_記事番号:T00131658

台湾ガラス、AI需要でガラスクロス増産【図表】(トップニュース)

 ガラス台湾最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)は2日、電子グレードガラスクロスを増産すると発表した。台湾と中国でそれぞれ16億3000万台湾元(約80億円)、11億5000万人民元(約270億円)を投じる。2027年以降、順次稼働する予定だ。林伯豊・董事長は、AI(人工知能)サーバー需要が拡大し、プリント基板(PCB)材料の低誘電率(Low DK)ガラスクロスや低熱膨張(Low CTE)ガラスクロスの供給が逼迫(ひっぱく)していると説明した。3日付経済日報などが報じた。

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 台湾では、桃園工場と彰化県の鹿港工場でガラス溶融炉を増設する。中国では、安徽省蚌埠の子会社で、溶融炉を改修・増強する。

 林・董事長は、AIサーバー向けのハイエンドPCBや、その材料の銅張積層板(CCL)の需要が高まり、第2世代の低誘電率ガラスクロスや低熱膨張ガラスクロスの供給が逼迫していると説明した。材料の規格がM9グレードからM10グレードにアップグレードする中、顧客の需要が予測を上回ったため、第4期の増産計画を決定したと説明した。

 林・董事長は、ハイエンドガラスクロスの供給不足は28年まで続くと予測しており、増産で市場シェアを拡大すると語った。

 ハイエンドガラスクロス市場は、日東紡績がシェア50%以上を占め、台湾ガラスがシェア40%で2位につけている。日東紡は既存の生産能力が逼迫しており、生産能力の拡大は早くても2027年下半期(7〜12月)以降になるとみられている。

 台湾ガラスは従来、3期に分けた増産計画を進めていた。第1期は既に稼働し、第2期は年末に稼働する予定で、第3期は27年に完成する予定だ。第4期を合わせると、設備投資額は100億元を超える。

■Q1〜3、黒字転換

 台湾ガラスが2日発表した第3四半期(7〜9月)の連結売上高は前期比17.3%増、前年同期比31.7%増の141億4100万元で、純利益は前期の2.1倍、前年同期の9.8倍の27億500万元だった。

 第1〜第3四半期(1〜9月)の連結売上高は前年同期比18.7%増の364億4000万元で、純利益は45億6500万元だった。前年同期は9億6000万元の赤字だった。

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