ニュース 政治 作成日：2024年5月8日_記事番号：T00115196
台湾有事国防部は8日、7日（8日午前6時までの24時間）に台湾周辺の空海域で確認した中国軍機は延べ16機、中国艦艇は6隻で、うち軍機8機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、台湾の東部と南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したと発表した。ドローンが鵝鑾鼻（屏東県恒春鎮）から85カイリ（約157キロメートル）の距離まで接近した。台東県の東で、ヘリコプターが鵝鑾鼻の91カイリまで接近した。
7日の中国軍機の飛行経路（国防部リリースより）
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1289機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計490機となった。
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