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台北市信義区の高級サービスアパート、FIHが運営へ(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2024年12月17日_記事番号:T00119176

台北市信義区の高級サービスアパート、FIHが運営へ(トップニュース)/台湾

 生命保険大手、新光人寿保険は16日、ホテル運営最大手、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、FIH、シルクスホテルグループ)に12月1日付で、台北市信義区の高級サービスアパートメント「新光信義傑仕堡(ジャスパーヴィラ信義)」の運営を委託したと発表した。主な入居者は外交官や政界の有力者、企業の最高経営責任者(CEO)など。FIHの潘思亮・董事長は同日、2年以内に客室稼働率を95%に引き上げ、年間売上高を10%以上増やすと目標を掲げた。17日付経済日報などが報じた。

/date/2024/12/17/00hotel_2.jpg新光人寿の洪士琪・副董事長(左)は16日、FIHの潘・董事長(右)に金の鍵を手渡し、ブランドイメージを向上させ、長期滞在の入居者を呼び込んでほしいと期待を寄せた(新光人寿リリースより)

 新光信義傑仕堡は2005年5月の開業当初もFIHが運営を受託し、台湾初の5つ星ホテルが運営するサービスアパートメントをうたっていた。2棟から成り、25階建てで、客室は193室。広さは1室18~150坪の10種類。フィットネスジムやスパ、温水プールなどの施設も備える。現在、1階にベーカリーの呉宝春やレストランが入居している。所在地は台北都市交通システム(MRT)象山駅のそばで、台北市政府や新光三越百貨の台北信義新天地、台北101ビルなどにも近く、交通や生活の便がいい。2015年以降は、傑仕堡商旅が運営していた。現在の客室稼働率は83%。

 潘・董事長は、小規模スペースの改装や国際水準の接客で、入居者の満足度を高めるほか、FIHの法人顧客や人脈を利用し、2年以内に客室稼働率を95%に引き上げると語った。

■FIH、信義区に出店検討

 ホテル市況について潘・董事長は、北東アジアと比べると、台北市の高級ホテルは安いため、来年は客室料金が上昇すると予想した。このほか、台北市信義区に新たな拠点を設置することを検討していると明かした。

 

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