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《台湾有事》中国軍機14機が中間線越え、艦艇と戦備警戒パトロール【図表】


ニュース 政治 作成日:2025年9月8日_記事番号:T00123999

台湾有事

《台湾有事》中国軍機14機が中間線越え、艦艇と戦備警戒パトロール【図表】

 国防部は8日、7日(8日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ27機、中国艦艇を7隻、公務船を2隻確認し、うち軍機14機が台湾海峡の中間線を越えて、北部、中部と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/09/08/17pla_2.jpg7日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 7日午前7時から、中国軍機と軍艦が連携して「聯合戦備警巡」(戦備警戒パトロール、発生し得る戦争或いは軍事的突発事件に対応するために行う警戒パトロール)の名目で嫌がらせを行ったと発表した。

 台湾海峡では6日、カナダ海軍のフリゲート艦「ケベック・シティー」とオーストラリア海軍のミサイル駆逐艦「ブリスベン」が通過した。中国軍で台湾方面を管轄する東部戦区の報道官は同日夜、カナダとオーストラリアの行動は安全リスクを増大させるものだと指摘した。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計3917機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2751機となった。

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