ニュース 政治 作成日:2025年9月23日_記事番号:T00124317
台湾有事中国に関する政策を担当する大陸委員会(陸委会)が発表した統計によると、2024年1月から今年8月末までに、台湾の市民が中国を訪問した後、▽連絡が取れなくなった、▽身柄を拘束された疑いがある、▽取り調べを受けた──などの事例は累計188件に上った。1カ月平均で9件だ。中央社電が伝えた。
内訳は、▽身柄を拘束された疑い、119件、▽連絡が取れなくなった、50件、▽取り調べを受けた、19件──だった。
ある市民は4泊5日の中国旅行で、帰台のため空港で搭乗手続きをしていた時、証明書に問題があると告げられた。理由を尋ねても答えてもらえず、別の部屋に連れて行かれ、スマートフォンを調べるためロックを解除するよう要求された。1時間以上たったころ、「どうやら人違いのようだ」という声を耳にし、ようやく部屋を出られた。
また、ある台湾人の夫婦は中国の山西省を旅行中、妻がホテルのロビーで見知らぬ人物から怒鳴られ、問い詰められ、強引に連れ去られそうになった。予定を早めて台湾に戻った後、当日ホテルで地元当局の幹部が会議を開いていたことを知った。警備員が誤解した可能性がある。
ある関係者は、中国は法治主義が欠如し、国家安全を最優先しており、人権侵害を気にしないことが分かると指摘した。
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