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《台湾有事》中国漁船10隻超、金門の境界超えて操業


ニュース 政治 作成日:2025年9月23日_記事番号:T00124318

台湾有事

《台湾有事》中国漁船10隻超、金門の境界超えて操業

 中国福建省の沿岸に位置する金門本島と北碇島の間の海域で22日午後、中国籍の漁船10隻余りが制限水域(台湾側が中国船の航行を制限している海域)に侵入して操業しているのが確認された。地元住民によると、一度に10隻以上の中国船が出現するのは異例だ。一部の船は(金門本島の)海岸から100メートル以内の距離を航行し、五星紅旗(中華人民共和国の国旗)がはっきり見えたという。23日付中国時報が報じた。

 強烈(台湾基準。日本では非常に強い~猛烈な強さに相当)な台風18号(アジア名・ラガサ)が台湾の南のバシー海峡を北西に向かって進んでいる影響で、金門周辺も波が高くなっている。台湾籍の漁船が漁港内に避難する中、中国船は混乱に乗じ、危険を冒して操業しているようだ。

 台湾の海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)は、中国漁船の制限水域侵入を把握しているが、悪天候のため、現場に到達できず、沿岸部で監視を続けているとされる。

 

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