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《台湾有事》台湾侵攻想定の兵棋演習、「グレーゾーンへの対応準備を」


ニュース 政治 作成日:2025年9月30日_記事番号:T00124419

台湾有事

《台湾有事》台湾侵攻想定の兵棋演習、「グレーゾーンへの対応準備を」

 台湾の民間シンクタンク、台北政経学院基金会(TSEF)の和平與安全中心(平和安全センター、CPAS)は26日、中国が台湾を武力侵攻したとの想定で今年6月に実施した兵棋演習(軍事シミュレーション)の結果報告書を公表し、グレーゾーン攻撃に対する交戦規定(ROE)の見直しなどを提言した。27日付自由時報が報じた。

/date/2025/09/30/17roe_2.jpg中華戦略暨兵棋研究協会の黄・理事長(右)らが出席した(26日=中央社)

 演習を共同主催した中華戦略暨兵棋研究協会(CSWS)の黄介正・理事長は、米下院の元議長、ナンシー・ペロシ下院議員(民主党)が2022年8月に台湾を訪問して以來、中国はグレーゾーンで台湾への軍事威嚇を続けており、グレーゾーン攻撃に対する交戦規定を見直し、権限を明確にしなければ、最前線の部隊が判断に迷うことになると指摘した。

 このほか、演習の結果報告書では▽中国軍は台湾周辺での軍事演習の終了を発表後に奇襲をかけてくる可能性があり、台湾政府の関連機関は対応策を検討するべきである、▽離島を占拠される可能性に備え、離島に駐在する兵力や軍事作戦の見直しを進めるべきである──などの提言を行った。

 

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