ニュース 政治 作成日:2025年10月22日_記事番号:T00124830
台湾有事トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団の質問に答え、台湾は中国にとって重要な存在であり、中国が台湾に武力侵攻するとは思えないとの認識を示した。今月末から韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて予定されている習近平・中国国家主席との米中首脳会談で、台湾問題についても議論すると語った。22日付聯合報が報じた。
国安会の呉・秘書長(21日=中央社)
トランプ大統領は、台湾防衛のために武力を行使するとは明言していないが、「米国は現在世界最強の軍事力を持つ」と強調。「あらゆる面で最高の装備を有しており、手を出す者は誰もおらず、習・国家主席もそんなことをするとは全く思えない」と述べた。
また記者から、米国は中国との貿易協議における合意達成に向け、台湾独立(台独)問題が交渉材料となるかと問われ、「われわれは多くの問題について議論する予定で、それ(台独問題)も議題の一つになる」と述べたが、「現時点で話すつもりはない」と語った。
一方、安全保障政策を統括する総統府の直轄機関、国家安全会議(国安会)の呉釗燮・秘書長は21日に台北市で開かれたシンポジウムに出席し、あいさつの中で「第一列島線」(九州~沖縄~台湾~フィリピン)が戦場となる可能性があると指摘した上で、中国は第一列島線の外に軍事力を拡大しており、その標的は台湾だけではないと強調した。
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