HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》中国軍機29機飛来、19機が中間線越え【図表】


ニュース 政治 作成日:2025年12月8日_記事番号:T00125776

台湾有事

《台湾有事》中国軍機29機飛来、19機が中間線越え【図表】

/date/2025/12/08/30emergency_2.jpg

 国防部は6日、5日(6日午前6時までの24時間)に台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ29機、中国艦艇を6隻確認し、うち軍機19機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/12/08/17pla_2.jpg5日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 このほか、中国のものとみられる気球1機が5日午後4時50分、基隆市の北西94カイリ(約170キロメートル)、高度2万6000フィート(約8キロメートル)の上空を飛行していたのを確認した。台湾の24カイリ圏に入り、12カイリ線に迫ったが、午後5時55分に消えた。

/date/2025/12/08/27pla_2.jpg

 気球は6日にも午前11時20分から午後2時にかけて、基隆市の南西106カイリ、高度3万1000フィートの上空を飛行しているのが確認された。

/date/2025/12/08/29plane_2.jpg

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計5039機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3525機となった。

/date/2025/12/08/28total_2.jpg

 国防部は7日、中国が9日に四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋方向へキャリアロケット(運搬ロケット)を発射する予定だと発表した。予想経路は台湾の防空識別圏を通過する。

 

【PRです】
台湾海峡の緊張が高まる中、有事は想定すべきリスクとなりました。ワイズは、在台日系企業の台湾有事マニュアル作成をサポートしています。
検索は「ワイズ、台湾有事マニュアル」
【詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/service/consulting/tw-contingency-manual-guide.html

台湾有事