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《2026年統一地方選挙特集》第2回 高雄市長選、民進党の地盤で接戦、民進党の頼瑞隆氏vs国民党の柯志恩氏


ニュース 政治 作成日:2026年10月27日_記事番号:T00131529

選挙特集 26年統一地方選挙

《2026年統一地方選挙特集》第2回 高雄市長選、民進党の地盤で接戦、民進党の頼瑞隆氏vs国民党の柯志恩氏

 11月28日投開票の統一地方選挙の高雄市長選では、与党民進党の頼瑞隆・立法委員(52歳)と最大野党の国民党の柯志恩・立法委員(64歳)が接戦を繰り広げている。9月11日発表のETtoday民調雲の世論調査では、頼瑞隆氏の支持率が43.5%、柯志恩氏が43.8%とほぼ並んだ。高雄市は長年、民進党の地盤だったが、2018年の高雄市長選で国民党の韓国瑜氏が「韓流」を巻き起こし、当選(2020年に罷免)した前例がある。

■頼氏、財源減少で国民党批判

 民進党の頼瑞隆氏は1973年、彰化県の労働者家庭に生まれ、台北県板橋市(現在の新北市板橋区)で育った。東呉大学政治系を卒業し、国立台湾大学国家発展研究所で修士を取得した。

/date/2026/10/27/30lairuilong_2.jpg頼瑞隆氏(左)は17日、高雄市鳳山区で選挙対策本部の発足大会を開き、陳其邁・高雄市長(右)が大漁旗を贈り当選を祈願した(17日=中央社)

 2006年、側近として仕えていた陳菊氏の高雄市長就任に伴い、高雄市政府入りした。新聞局長や海洋局長などを歴任し、16年に立法委員に初当選し、現在3期目。現職の陳其邁・高雄市長の市政を継承し、発展させる方針を掲げている。

 頼瑞隆氏は、野党が多数を占める立法院(国会)で可決された財政収支劃分法(財政収支分配法)の改正で、高雄市への財源が200億台湾元減少すると主張している。柯氏について「国民党の党意ばかりを優先して、高雄市民の民意を顧みない」と批判した。

■柯氏、給与引き上げを公約

 国民党の柯氏は1962年、屏東県で生まれた。父親は1973~81年に屏東県長を務めた柯文福氏。国立政治大学教育学系を卒業、米国で教育学の修士号、教育心理学の博士号を取得した。台湾でテレビ番組の司会や制作にも携わった。

/date/2026/10/27/30ke_han_2.jpg柯氏(中)は17日、高雄市小港区で街頭演説を行い、応援に駆け付けた韓国瑜・立法院長(右)は、魯肉飯(ルーローハン)と飲料水を贈り、「世の中には苦しい生活を送る人がいることを忘れないで」と激励した(17日=中央社)

 2022年の高雄市長選で陳其邁氏に敗れ、今回が2度目の挑戦となる。

 柯氏は、若者の高雄市外への流出を食い止めるため、2030年までに市内の年間給与の平均値を75万元、中央値を58万元に引き上げる目標を掲げる。

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 また、市内の均衡発展を目指す「五区均衡」を掲げる。▽北部、半導体・ハイテク産業、▽中部、商業・文化創意産業、▽南部、港湾・航空宇宙産業、▽西部、海洋文化・スマート漁港、▽東部、農業・山間部の観光──をそれぞれ振興する考えだ。

 

ワイズメディア 劉妍君

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