記事番号:T00107524
「前任者のやってきたことはとんでもない。全て変えてやる」と伺うことがあります。今日はそんなお話から…
●本日の川柳
●解説
今まで数多くの駐在員経営者とお会いしてきましたが、前任者のやってきたことを否定したがる人も多いです。仕事柄、同じ企業の駐在員経営者と何代にも渡りお付き合いすることが多いですが、その多くは駐在期間は会社を良くするために努力されています。ただ人には自己顕示欲があり、他人の意見を否定したり、前任者を否定することで自己顕示欲を満たしている人もいらっしゃいます。
私は「なぜこうしているのか?」の理由を理解せずに変化させる事を「改悪」と呼んでいます。「改善」するには前提条件を理解した上で更に良くなるように変化させなければなりません。評価制度の変更、HPの変更、規則の変更等駐在員経営者が社長として取り組むべき課題は数多く有りますが、変えたことで悪くなっている事例を数多く見受けます。
コンサルタントとしてお伝えしたいのは良い会社にするためには「悪いところを見つけて改善する」よりも「良いところを伸ばす」方が大きな成果に繋がりやすいということです。
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吉本康志
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