記事番号:T00110545
第22話 【今回のご質問】
質問:DXで生活面はどう変わったのでしょうか?
回答:身近な生活面について考えましょう。今回は人出の話です。
このコラムは「DXを始めてみたい方」向けのやさしく現実的な内容です。
前回に続きまして身近な生活面でのDXを考えてみます。
人手不足への対策
日本も台湾も少子高齢化が進み労働人口は減る一方です。台湾では外国人労働者の育成や受け入れを積極に進めています。
人手不足を補うため様々な技術が取り入れられております。それらを皆さんも普段使っておられるのではないでしょうか?
例えば、飲食店ではタッチパネル式のタブレット端末やテーブルのQRコードをスマホで読み取ることでメニューが表示されて注文ができます。あるお店では注文した食事をロボットが配膳してくれました。
スーパーやコンビニのレジも急速に少人化が進んでいます。従来どおりレジで店員さんが商品価格をスキャンしてくれますが支払いは隣の自動支払機でおこなうことが増えました。また商品のスキャンから支払いまで全てをセルフでおこなうレジも見かけます。
GPSの活用
GPSの活用も広がっています。GPSからの位置情報を活用して新たなサービスが登場しました。
台湾で普及している代表格は、TAXI予約アプリとバス停の運行掲示板です。
TAXI予約では利用者の近くにいる空車を探して配車してくれます。バス停では到着時刻がリアルタイムに表示されます。
位置情報を使った自動車やパソコンの盗難防止サービスや子供の居場所通知サービスなども商用化されています。
またコロナ時期にはスマホの位置情報から主要駅などの人出状況を観測していました。
今後はGPSやセンサーの情報を瞬時に処理した自動運転や自動配達という無人化が急速に進歩してゆきます。商用GPSの精度も高まっており地図情報の誤差は数+センチレベルです。
ご注意ください。お手持ちのスマホのGPS情報から、奥様に行き先が全てわかってしまうサービスもあるとか?ないとか?
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