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《台湾有事》中国軍機41機飛来、艦艇と共同パトロール【図表】


ニュース 政治 作成日:2025年8月28日_記事番号:T00123799

台湾有事

《台湾有事》中国軍機41機飛来、艦艇と共同パトロール【図表】

 国防部は28日、27日(28日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ41機、中国艦艇を7隻、公務船を1隻確認し、うち軍機24機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/08/28/17pla_2.jpg27日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 国防部は27日、27日午前8時48分から、戦闘機「殲16(J16)」や早期警戒管制機「空警500」、ドローン(無人機)など計33機が活動し、うち20機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西のADIZに侵入し、艦艇と連携して「聯合戦備警巡」(戦備警戒パトロール、発生し得る戦争或いは軍事的突発事件に対応するために行う警戒パトロール)を行っていたと説明した。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3752機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2657機となった。

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