《台湾有事》金門の制限水域、中国海警船3隻侵入

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　海洋委員会（海委会）海巡署（海上保安庁に相当）は25日、中国福建省に近い離島、金門県の大胆島周辺で同日午後3時、中国海警局（CCG、海上保安庁に相当）の船舶（海警船）3隻が制限水域（台湾側が中国船の航行を制限している海域）に侵入したと発表した。海巡署の巡視艇が接近し、並走して監視するなどして、午後4時12分に制限水域から退去させた。26日付自由時報が報じた。

/date/2025/12/26/17ship_2.jpg 海巡署は、最大瞬間風速10級、波の高さ3メートルの中で対応した（25日＝中央社）

　海巡署は、中国海警は海上の気象条件が極めて悪い状況にもかかわらず、あえて編隊を組んで侵入したのは、非専門的かつ非理性的な行為であり、安全を顧みないもので、通航する船舶に大きなリスクをもたらしたと批判した。

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