ニュース 政治 作成日：2025年12月26日_記事番号：T00126144
台湾有事
国防部は26日、25日（26日午前6時までの24時間）に台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ2機、中国艦艇6隻を確認した。中間線を越えた軍機はなかった。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。
25日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ（接続水域）、実線は12カイリ（領海に相当）の海域を示す（国防部リリースより）
このほか、中国の気球2機が25日午後9時20分、それぞれ台中市の南西135カイリ（約250キロメートル）、156カイリ、高度5万フィート（約15キロメートル）、4万8000フィートの上空を飛行し、台湾を通過した。
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計5221機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3622機となった。
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