ニュース 政治 作成日:2026年8月12日_記事番号:T00130160
台湾有事
台湾軍の定例の軍事演習「漢光」の実動演習7日目を迎えた11日、第五作戦区(中部)で、兵士による戦場のライブ映像転送に関する検証が行われた。こうした訓練が実施されるのは初めて。12日付聯合報などが報じた。
台北松山空港周辺で、敵パラシュート部隊の降下を阻止する訓練が実施された(11日=中央社)
機械化歩兵がヘルメットに小型カメラを装着し、TAK(タクティカル・アサルトキット)を搭載したスマートフォンを通じて一人称視点で撮影した前線の映像を即時報告し、指揮部門の状況把握能力を補強することが目的だ。
10日深夜から11日早朝にかけて、台北松山空港周辺で、同空港の地下を通る「復興北路車行地下道」を含む周辺道路を封鎖し、敵パラシュート部隊の降下を阻止する訓練が実施された。訓練では空砲が使用され、現地では大きな銃声が響き、周囲に硝煙が立ち込めた。
漢光演習に合わせて実施中の民間防空防災演習「城鎮靱性(都市レジリエンス)防空演習」では、スマートフォンなどのモバイル通信の速度制限の訓練が10日に中部7県市で実施された。盧秀燕・台中市長は、事前の周知と準備が適切に行われたため、警察や消防への通報にも混乱はなく、訓練は滞りなく進んだと評価した。
モバイル通信制限の訓練が北部7県市でも13日午後2時30分~3時に実施される予定だ。卓栄泰・行政院長(首相に相当)は、状況を把握し影響を最低限に抑えるため、台北駅に部会(省庁)対策センターを設置するよう指示した。
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