ニュース 台湾事情 その他 商業・サービス 作成日:2014年4月10日_記事番号:T00049667
総経理のちょっといい店第40回となる今回は、寿司処「本橋」をご紹介します。案内役は台湾興和通商の小原澄門協理です。
小原協理(右)と店主の本橋秀文さん(左)
「本橋」は、台北市林森北路8条通りを入ると最初に見えるすし屋のため、訪れたことがある方も多いと思います。しかし、同店が台湾で最も新鮮な魚を食べることができる店だということはご存じだったでしょうか。
台湾の魚市場に出回る魚は、水揚げされたばかりの魚が市場に並ぶことはなく、1日寝かせる必要があるそうです。
でも、店主の本橋さんは淡水周辺などで船を出し、自ら釣った魚を数量限定ですが煮付けや刺し身として提供しているため新鮮度が他と違うということになります。
持ち込みも可能
また、お客さん自身が釣った魚の持ち込みも可能で、お店で調理してくれます。しかも、無料でしてくださるのは驚きでした。調理方法も煮付けや空揚げなどの指定もできますが、本橋さんがお薦めを提案してくださいます。
今回小原協理が「本橋」を案内してくださったのは、店主の本橋さんと釣り仲間ということ、自分で釣った魚を調理してくれる店だからということでした。
実際に取材当日は、小原協理がご自身が釣った「ハタ」をごちそうになりました。
小原さんが釣ったハタで作った煮付け
今回は煮付けにしていただきましたが、身もしっかりしていて絶品でした。小原協理は、小振りだからと謙遜されていましたが、ご自身で釣った魚だったため、おいしさは格別だったと思います。
今回の取材では、小原協理が釣られたハタの煮付けの他、水菜とちりめんじゃこのサラダ(200台湾元)、松にぎり(580元)、お造り6種盛り合わせ(780元)をいただきました。
松にぎり
刺し身、すしともにしっかりと脂が乗っており、日本と変わらない味を楽しめ、満足できます。
お造り6種盛り合わせ
魚だけだと飽きてしまうという方には、鶏肉や豚肉を使った料理もお薦めです!
本橋さんによると春は、イサキやタチウオがおいしい時期だそうです。ちなみに本橋さんが釣った新鮮な魚が食べたいという方は、月曜日に訪れるのが狙い目だそうです。
また、小原協理や本橋さんも参加している「釣りが趣味」という日本人が定期的に集まって釣りを楽しむ会があり、釣りの後には釣った魚を「本橋」に持ち込んで宴会が繰り広げられるそうです。
「釣りが趣味だが仲間がいない」、「どこで釣りをしたらいいか分からない」など釣りに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ「本橋」を訪れてみてください。初心者からベテランまで素敵な釣り仲間に出会えるはずです。
最後に本橋さんから「自分の釣った魚でおいしいお酒を飲みましょう!」とのメッセージをお預かりしました。
(取材/ワイズコンサルティング・島袋陽介)
寿司処「本橋」
住所:台北市林森北路133巷1号(八条通)
電話番号:02−2531−9180
営業時間:17:30~2:30
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