ニュース 政治 作成日:2025年9月10日_記事番号:T00124058
台湾有事今年6月、安捷航空(エイペックス・アビエーション)の医療専用機が台東県から離島の金門県に向かって飛行中、中国軍の戦闘機から接近を受ける事態が発生した。報道によると、中国軍機は医療専用機から目視できる距離まで近づいた。中国に関する政策を担当する行政院大陸委員会(陸委会)は9日、人命を軽視した行動だと非難し、人道救助や飛行の安全に影響を及ぼす危険な行為をやめるよう中国側に求めた。10日付自由時報が報じた。
陸委会は、医療資源が限られる離島に救急医療サービスを提供するため、中央政府と地方政府が共同で航空機を利用した患者の輸送体制を構築していると説明した。2018〜24年に金門県での医療専用機による緊急輸送は594件で、年平均85件に上った。
国防安全研究院(INDSR)国防戦略・資源研究所の蘇紫雲・所長は、中国が戦術的に空域をコントロールし、台湾の統治権を侵食しようとしているとして、「ならず者のやり方」と非難した。
事情に詳しい政府関係者は、これまで中国軍機が医療専用機に接近する事態はあり得ず、パイロットの独断の可能性があると指摘した。
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