ニュース 政治 作成日:2025年9月15日_記事番号:T00124140
台湾有事国防部はこのほど、軍事的な危機や災害が発生した際に市民がどう対応すべきかを示したハンドブックの改訂版「台湾全民安全指引」のPDFファイルを国防部全民防衛動員署のウェブサイト上で無料公開した。16日に記者会見を開き、冊子版を発表する予定だ。中央社電が伝えた。
国防部の有事ハンドブック(12日=中央社)
ハンドブックは30ページ余りで、▽平時の準備、▽危機到来時、▽故郷を守る──の3章から成る。平時に用意しておく備蓄品や避難パック、空襲警報や津波警報が発令された際の注意事項、防災のための知識や技術などが紹介されている。
ハンドブックでは、情報を正確に把握することの重要性が強調されている。市民に対し、▽デマを生み出さない、▽情報を簡単に信じない、▽デマを転送しない、▽情報の裏付けを取る──を呼びかけている。例えば、台湾が軍事的な侵略を受けた際に「戦闘に敗れた」「政府が投降を宣言した」といった情報はデマだと強調した。
国防部は市民の危機対応力を高めることを目的とし、2022年に有事ハンドブックのひな形となる「全民国防手冊」、23年に「全民国防応変手冊」を発表した。
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