ニュース 政治 作成日:2026年7月7日_記事番号:T00129468
台湾有事
台湾で中国に関する政策を担当する大陸委員会(陸委会)は6日、中国海軍のミサイル発射実験は、軍事力を誇示して周辺国・地域の緊張を高め、地域の平和と安定を破壊する意図があると非難した。台湾は国家の主権、平和と安定を断固守ると表明し、国際社会に対し、中国の軍事的拡張と挑発の脅威を注視するよう呼びかけた。7日付聯合報が報じた。
国安局の蔡・局長(6日=中央社)
中国海軍の原子力潜水艦が6日午後0時ごろ、太平洋上の公海に向けて、模擬弾頭1発を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射した。
中国の国営通信社、新華通信社(新華社)は、予定された海域に正確に着弾したと報じた。発射地点と着弾地点の情報はなかった。
今回のSLBM発射は、海中からの核抑止力、いわゆる第二撃能力(敵からの核攻撃に対する反撃能力)を示すものとして注目されている。
台湾総統府の郭雅慧・報道官は同日、中国は最近、地域内でさまざまな軍事演習を実施すると同時に、周辺国家にグレーゾーン攻撃や海上での強迫行為を仕掛けており、インド太平洋地域と国際社会に不安を生み出していると指摘した。中国政府に対し、ルールに基づく国際秩序を守り、無責任で一方的な行為を止めるよう呼びかけた。
台湾政府の情報機関、国家安全局(国安局)の蔡明彦・局長は6日、立法院(国会)での答弁で、現在、中国軍による軍事演習が活発な時期に当たり、4つの中国海軍編隊が西太平洋で活動していると述べた。うち1編隊は南太平洋、2編隊が奄美大島の南、1編隊がフィリピン東部に展開していると指摘した。
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