ニュース 政治 作成日:2026年8月6日_記事番号:T00130066
台湾有事
台湾軍の定例の軍事演習「漢光」の実動演習が5日、始まった。北部が敵に攻撃された想定で、陸軍が大型輸送ヘリコプター「CH-47SD(チヌーク)」1機と中型多目的ヘリ「UH-60M(ブラックホーク)」6機を出動させ、装甲部隊の兵士約100人を高雄市から北部に送り込み、増援能力を検証するなど、各地でさまざまな状況に対応するための訓練が行われた。6日付聯合報が報じた。
陸軍の装甲部隊の兵士が、大型輸送ヘリコプター「CH-47SD(チヌーク)」で、北部に応援に向かった(5日=中央社)
初日の5日はこのほか、戦力保存を目的に、ミラージュ2000型戦闘機を新竹市北区の空軍新竹基地から花蓮県へ移動させる訓練が実施された。海軍の艦艇も出港し、海上で待機した。
空軍嘉義基地で5日夜、夜間の飛行訓練を終えたF16戦闘機が着陸時に滑走路から外れる事故が発生した。操縦士は無事だった。台東市内を走行中のM60A3戦車の床板から脱出用ハッチが脱落するトラブルも発生した。
きょう6日午後8時から7日午前6時まで、新北市淡水区と八里区を結ぶ淡江大橋で、八里行き車線を封鎖して、淡水河を遡上する敵を阻止する訓練を実施する予定だ。
漢光演習を前に4日、中国軍が台湾周辺の空海域に多数の軍機と艦艇を出動させる「聯合戦備警巡」(戦備警戒パトロール、発生し得る戦争あるいは軍事的突発事件に対応するために行う警戒パトロール)を発動した。
顧・国防部長(5日=中央社)
台湾の顧立雄・国防部長は、台湾軍は対策を準備しており、中国の動きを理由に軍事演習を中断することはないと強調した。
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