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第16回 テレビが意外に健闘、台湾人の映像視聴方法/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2023年5月8日_記事番号:T00108799

ワイズニュースこぼれ話

第16回 テレビが意外に健闘、台湾人の映像視聴方法/台湾

 映画やドラマ、読書などの娯楽や、ニュースなどの情報収集は、動画派ですか?音声派ですか?活字派ですか?

 国家通訊伝播委員会(NCC)の2022年コンテンツ市場調査(16歳以上1284人に電話調査)によると、よく利用する視聴方法は、ケーブルテレビ(いわゆる「第4台」)が57.2%で最も多く、2位がネットフリックスなどのインターネット動画配信サービス(OTT TV)の15.3%で、3位以下は中華電信MODサービスの13.9%、地上波放送の13.3%でした。

 テレビ離れが叫ばれて久しいですが、家族と食事中にテレビを見る声も根強く、テレビはまだまだ健在なようです。

 一方、OTT TVを見たことがあると回答したのはまだ少なく22.8%(292人)どまり。そのうち47.2%が有料サービスは利用していないと回答していました。

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ネットフリックス、22年台湾OTT市場シェア45% 2023年5月5日

https://www.ys-consulting.com.tw/login/?next=/news/108787.html

音声ニュースで効率化

 ニュースの情報取得についても、テレビが55.2%で最多。ヤフーやグーグル、LINE TODAYなどのポータルサイトやアプリが38.7%、フェイスブック(FB)などのソーシャルメディアや批踢踢(PTT)などのインターネットコミュニティが17.7%、チャットが12.2%で、紙の新聞はわずか6.7%でした。

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 今回初の設問となった音声配信サービスについては、従来のラジオを聞く人が17.3%、ポッドキャストが8.9%、インターネットラジオが5.7%で、73.4%が聞かないと回答しました。

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 ただ実際には、在宅時や仕事中、通勤時や食事中、運動中などシーンによる使い分けが多いのではないでしょうか。

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青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

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