ニュース 社会 作成日:2026年9月14日_記事番号:T00130770
ワイズニュースこぼれ話バイクのようでバイクでない、自転車のようで自転車でない。ナンバープレートは付いているけれど、台湾で14歳以上なら免許不要で乗れる小型電動モビリティー(中国語・微型電動二輪車)の交通事故が増えています。

■自転車気分で大丈夫?
10年以上前、台湾の旅行先で初めて小型電動モビリティーに出会いました。当時はよく知らず、外観もスクーターのようだったので、レンタル店の人や同行の台湾人の友人に「免許は要らないよ」と言われても、「私は台湾の免許がないから乗れない」と言い張っていたのですが、その後、本当に免許不要と知りました。とはいえ、自転車気分で乗っていいものなのでしょうか。
統計によると、小型電動モビリティーの上半期(1~6月)の交通事故は6292件で前年同期比34%増加しました。そのうち、13~17歳の若者の事故が2650件と、42%を占めました。交通事故による死者は66.7%増の30人で、そのうち16人が65歳以上の高齢者でした。
台湾で自動車やバイクの免許を取得できるのは満18歳以上。台湾交通安全協会の陳宏益・理事長は、14歳では免許を取れず、交通ルールを学ぶ機会がないのに、小型電動モビリティーに乗れるのは矛盾だと指摘しました。交通部は、中学校や高校の交通安全教育に盛り込む方針を示しました。
「歩行者地獄」といわれる台湾で、交通事情の改善が課題となる中、歩行者も運転者も「今日も1日ご安全に!」
22年交通事故死3085人、日本の5倍相当
青木樹理
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